コール・ディレッタントは 創設30余年。「歌える日常を支えてくれている家族への感謝を忘れないこと」をモットーに活動されてきた女性合唱団。交野ではいくつかの合唱団が活動していて定期コンサートには比較的よく出向いてきたが、ここは初めてであった。知人から入場整理券をいただいたのであるが、場所が門真市文化会館ルミエールホール・小ホールとなっていたのでてっきりそちら方面で活動されている団体だと思っていた。パンフレットを見ると毎週木曜日に交野市青年の家で練習しているとあったので地元の合唱団なんだとわかったしだい。交野市にはルミエールホール・小ホールのようなこじんまりとした音楽関係の施設がないからだろうとあらためて思った。大規模でなくてもいいが、きちっとした文化施設をつくってほしいものだ。
コンサートは「明日への希望」をテーマに4部構成であった。クラシック、女声合唱組曲、時代の流行り歌など幅広いジャンルであったがいずれも、美しいハーモニーと豊かな表現力とで聴きごたえがあった。第三部での指揮者福永吉宏さんのフルートとピアニスト松尾京子さんの演奏も絶品であった。2曲目のシュテックメストの♪メンデルスゾーン作曲の《歌の翼》による幻想曲♪では村野中時代のことが思いおこされた。
文化祭の合唱への取り組みがよくわからず、毎年不本意な結果に終わっていた。そして、村中最後の年の2年生で取り組んだのが♪歌の翼♪で、終わった時に音楽が堪能なM先生に初めて「良かったよ!」と言われ合唱指導に少し自信が持てるきっかけになった曲である。そのことが次の赴任校二中での文化祭の充実につながった。人生に「たらちゃん」はいないが、もし♪歌の翼♪の取り組みが不本意な結果だったら合唱指導への熱は霧散しただろう。
歌と記憶の連動は不思議なものである。ちょっと昔のことを思いだしているところに、アンコールで歌われたのが♪大地讃頌♪。これが合唱指導では最も思い出深い曲。混声四部にチャレンジして不本意に終り、自分の甘さを痛感した苦い思い出のある歌である。それが♪歌の翼♪の2年前のこと。この2つに遭遇するとは思ってもいなかった。コール・ディレッタントによる♪大地讃頌♪はいろいろな意味で心に沁みた。
コンサートは「明日への希望」をテーマに4部構成であった。クラシック、女声合唱組曲、時代の流行り歌など幅広いジャンルであったがいずれも、美しいハーモニーと豊かな表現力とで聴きごたえがあった。第三部での指揮者福永吉宏さんのフルートとピアニスト松尾京子さんの演奏も絶品であった。2曲目のシュテックメストの♪メンデルスゾーン作曲の《歌の翼》による幻想曲♪では村野中時代のことが思いおこされた。
文化祭の合唱への取り組みがよくわからず、毎年不本意な結果に終わっていた。そして、村中最後の年の2年生で取り組んだのが♪歌の翼♪で、終わった時に音楽が堪能なM先生に初めて「良かったよ!」と言われ合唱指導に少し自信が持てるきっかけになった曲である。そのことが次の赴任校二中での文化祭の充実につながった。人生に「たらちゃん」はいないが、もし♪歌の翼♪の取り組みが不本意な結果だったら合唱指導への熱は霧散しただろう。
歌と記憶の連動は不思議なものである。ちょっと昔のことを思いだしているところに、アンコールで歌われたのが♪大地讃頌♪。これが合唱指導では最も思い出深い曲。混声四部にチャレンジして不本意に終り、自分の甘さを痛感した苦い思い出のある歌である。それが♪歌の翼♪の2年前のこと。この2つに遭遇するとは思ってもいなかった。コール・ディレッタントによる♪大地讃頌♪はいろいろな意味で心に沁みた。