かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

八百津線の木造駅舎

2011-08-21 | 失われた建物の記憶

名古屋鉄道八百津線は、岐阜県可児市の明智駅から加茂郡八百津町の八百津駅までの7.3kmを結ぶローカル支線でしたが、2001年10月1日で廃止となりました。
犬山と御嵩を結ぶ広見線から尻尾のように出ている、いわゆる盲腸線と呼ばれる短い支線で、分岐している明智駅から終着の八百津駅までの間に、兼山口、兼山、中野の3つの無人駅がありました。
現在は全ての駅舎が取り壊され廃線跡もさだかではありませんが、廃線前に訪れた時(1999年)の八百津駅と兼山駅の往時の姿をご紹介します。
どちらも昭和5年開業時の姿のままで、木曽川沿いの山間を走るのどかなローカル線らしい味わい深い駅舎でした。


◆八百津駅舎~終着駅らしい立派な玄関、屋根の庇を支える持ち送りが印象的です



◆兼山駅~いかにもローカル線らしさが漂う山間の木造駅舎

 

 


◆八百津線廃線時に発売された入場券セット
 同時に廃止になった谷汲駅(谷汲線)、本揖斐駅(揖斐線)、大須駅(竹鼻線)の入場券が4枚セットになっています。

 



 

 

 



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