塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り タマネギヘッドバット で 冷製クリーム

2024-08-25 12:38:49 | 麺_2024
 西池袋5丁目にある「タマネギヘッドバット」(2022年3月8日創業)
へGO。こちらは、東池袋にある「塩専門店 桑ばら」の関連店だとか。

 期待大で到着すると、店頭テラスのテーブル席に案内され、冷たい
お水をサービスしていただいた。ありがとうございます。

 で、本日の裏メニューに「サラミと濃厚トマトクリーム冷やしそば」
1,400円があった。では、こちらを頂こう。

 登場した一杯、2タイプの大きなスライスサラミがクリームスープの
上に詰められ、濃厚トマトが彩りを添える。カリコリとした食感の揚
げ玉葱が効果を高め、クリームと麺の絡み具合が絶妙で、美味しく頂
いた、ご馳走様。
 
タマネギヘッドバット
豊島区西池袋5-26-14
11:00〜21:00(土・日・祝日)、
11:30〜15:00、17:30〜21:00(平日)

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 書状 極三日付

2024-08-25 05:19:09 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「書状 三日付」(本阿弥光悦筆、紙本墨書、28/39cm、一
幅、千葉・成田山書道美術館所蔵)は、近江国・膳所に下向する日を問い
合わせ、挨拶に伺いたいと伝えた書状。日付は12月(極月)3日で、6日
には来客があるため、7日から12日の間に参上したいと述べている。
 宛名がないため不明であるものの、元和7年から寛永11年に膳所藩
主であった菅沼定芳の関係者か。本書上はかなりくだけた文体である
ことから、藩主宛ではないと考えられる。
 この筆跡は、光悦最晩年の特徴があり寛永年間のものと考えられる。
筆線の震えは穏やかさが伺える。一文字目の“膳”の偏が太く潰れたこ
ともかまわず筆を進めており、墨継ぎからほどなく筆がかすれ始めて
おり、筆の速度も落ちていることが判る。
 しかし、字間が広くとられのびのびとした印象を与えており、老境
を自覚した姿勢が書風に現れている。
TNM(台東区上野公園13-9)

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Weekendの麺処巡り 萬田次郎 で 濃厚貝出汁つけ

2024-08-24 13:50:27 | 麺_2024
 新宿1丁目の「うどん萬田次郎」(2022年2月5日開業)へGO。こち
らは博多に本店「筑前裏打会 萬田うどん」の東京店。博多は豚骨ラー
メンだけじゃなく饂飩も旨い店が目白押し。

 では、整理券を頂きに、9時前に店頭に到着してQRコードを読み取
ると、4番目をゲット。開店前まで近くの新宿御苑で涼みます。

 暖簾が出る15分前に到着すると、隣のラーメン処の並びがありびっ
くり。

 では、季節限定メニューの中から「大蛤・蜆 濃厚貝出汁つけ」麺大
盛り1,800円をオーダー。麺やつけ汁は冷やしで登場。とても大きな
煮蛤が貝付きでのっており、饂飩麺はわずかに透明で水晶のようなエ
ッジの効いたシャープなもの。これは大盛りにして大正解。

 つけ汁はそれほど濃厚ではなく、程良い加減の貝の旨味がほとばし
るもので、箸の動きが止まらない。美味しく頂いた、ご馳走様。
 会計時に、本日の蛤が小ぶりなので、100円引きにしていただいた。
こんなサービスも嬉しいな。ありがとうございます。
 
うどん萬田次郎
新宿区新宿1-12-1
11:00〜15:00、17:00〜21:00 日曜定休日
 

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 書状 ちゃわんや岸左殿宛

2024-08-24 04:18:09 | ミュージアム巡り_2024
 次は、「書状 ちゃわんや吉左殿宛」(江戸時代、本阿弥光悦筆、紙本
墨書、28/43.3cm、一幅、京都・樂美術館所蔵)は、光悦が樂家二代・
吉左衛門常慶に宛てた樂家伝来の書状。
 内容は、茶碗4つ分ほどの白土と赤土を急いで持ってきてほしいと
依頼しているところなど、二人が密接な関係であったことが伺え、樂
家が光悦の茶碗作製、土の調達から調釉、焼成にいたるまで多大な協
力を惜しまなかったことが判る。

 書状の細かい筆線がかすれて見えるところもあるが、筆を抜く際に
現れる鋭い線質が、「立正安国論」や「始聞仏乗義」「日蓮道歌」の
筆跡に近い。元和年間後半から寛永年間初頭の頃の筆跡と思われる。
 字間と行間がゆったりとしたおおらかな筆致から、筋気や中風の影
響が見られず、好調子の様子がうかがえる。これは光悦の晩年頃でも、
その書風は下降線をたどることが伺えない。
TNM(台東区上野公園13-9)

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 書状 吉左衛門尉殿宛

2024-08-23 04:58:42 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「書状 吉左衛門尉殿宛」(江戸時代、本阿弥光悦筆、紙本墨
書、28.1/40.7cm、一幅、京都国立博物館所蔵)は、二つの茶碗の出来
上がりに満足したことを伝えた書状で、詳細は会ったときに話すと述
べられている。

 宛名は、樂吉右衛門常慶を指すとする説と、本姓が吉田であった門
倉一族の人物だとする2つの説がある。前者でいえば、茶碗は常慶に
焼いてもらったことが伺えるものの、前田利常が常慶に小袖を贈った
ことが記された光悦の書状に、ちゃわんや吉左衛門の下に“尉”の文字
が見えず、同一人物かどうかは一考を要する。
 書状の文字配りを見ると、粘りのある線質で中風に罹る前の筆跡の
ようであり、または中風が小康状態の頃とも考えられる。
TNM(台東区上野公園13-9)

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