次の作品は、寺井直次(1912〜98)さんの「極光」(1956年、
漆・卵殻、Kokko、polar light)。
金沢生まれの漆工芸家、寺井さんは旧東京芸大を卒業すると理
化学研究所に入りアルミを用いた金胎漆器の研究を始める。終戦
後は故郷に帰り作家活動を再開。1985年に蒔絵技法で人間国宝
に認定。
これまで同館で、寺井さんの卵殻作品を多く鑑賞してきたが、
鶴をメインとした鳥や風景作品が多かった。しかし、この作品は
狐をあしらった二曲屏風で、卵殻の使用数が半端なく多い大作だ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
漆・卵殻、Kokko、polar light)。
金沢生まれの漆工芸家、寺井さんは旧東京芸大を卒業すると理
化学研究所に入りアルミを用いた金胎漆器の研究を始める。終戦
後は故郷に帰り作家活動を再開。1985年に蒔絵技法で人間国宝
に認定。
これまで同館で、寺井さんの卵殻作品を多く鑑賞してきたが、
鶴をメインとした鳥や風景作品が多かった。しかし、この作品は
狐をあしらった二曲屏風で、卵殻の使用数が半端なく多い大作だ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)