塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 黒色常組糸諸撮み巻大小柄前

2024-10-09 04:53:46 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、柄前の部で左から優秀賞を受賞した「黒色常組糸諸撮み巻
大小柄前」(岐阜県・山田真也)。中央が日本美術刀剣保存協会会長賞を
受賞した「藍革組上巻柄前」(福岡県・久保謙太郎)。右が無鑑査の「鮫
髭組上巻柄前」(福岡県・久保純一)。出品者コメント・久保謙太郎:良い
巻になるように、一生懸命巻いた。同・山田真也:柄糸の糸目がなるべ
く均一になるよう心がけて巻いた。鮫皮の磨きにもこだわり、長い時
間をかけて仕上げた。

 そして、同じく柄前の部で左から努力賞の「若竹色常組糸諸撮み巻
柄前」(台湾・潘裕方)。中央が優秀賞三席の「紺色常組糸諸撮み巻柄
前」(神奈川県・矢倉聡一)。右が「藍革諸撮み柄前」(岡山県・橋本幸律)。
出品者コメント:矢倉聡一:絹糸の美しさが出るように特に念入りに手
を入れた。同・潘裕方:台湾で約15年間、独学で柄巻を習得していた。
日本の刀剣業者の勧めにより、2週間訪日して指導を受けた。台湾で
No.1の柄巻師を目指している。
JSM(墨田区横綱1-12-9)

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ミュージアム巡り 紙幣の歴史 整理法理由

2024-10-09 04:49:16 | ミュージアム巡り_2024
 次は、大蔵省銀行局が作成した「兌換銀行券整理法」案提出理由の
演説案。
 紙幣が減失した理由として、大正12年(1923)の関東大震災をはじ
めとする天災事故や各個人が紛失するなどの事例が挙げられている。
 明治後期から大正初期は、日本の好景気を反映し高額紙幣の受領
が増し、この好景気の影響で少額の硬貨が不足する事態となり、10
・20・50銭の政府紙幣も発行された。
 ところが関東大震災の天災により、紙幣の殆どが焼失してしまう
事態となった。
NAJ(千代田区北の丸公園3-2)

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