塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 百人一首 後拾遺和歌集

2018-01-21 07:07:17 | ミュージアム巡り_2020
 次の書物は、「後拾遺和歌集」(二十一代集、下命者:白河天皇、
撰者:藤原通俊、成立:応徳3年・1086)。
 こちらは白河天皇の命によって藤原通俊が編集した勅撰和歌集で、
女流歌人の和歌も多く収められ、中でも和泉式部は67首にも及ん
でいる。

 小式部内侍は出産の際、若くして亡くなったと伝えられ、ここに
は母の和泉式部が娘の死を悼んで詠んだ和歌が収められている。挽
歌の傑作とされる。
 展示書は紅葉山文庫旧蔵の二十一代集の一冊で正保4年(1647)
に刊行。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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