塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 百人一首 古今和歌集

2018-01-03 06:26:06 | ミュージアム巡り_2020
 当時の歌人、100名の和歌が年代順に綴られた百人一首だけに、
その中には多くの伝説や逸話が彩られているため、これを読み解
くだけでその歴史が判るというもの。次に紹介されているのは、
特に有名な和歌が展示されていた。
 まずは「古今和歌集」(下命者:後醍醐天皇、撰者:紀貫之、紀
友則、凡河内躬恒、壬生忠岑、成立:延期5年(905)頃)。
開かれた赤矢印のところは、小野小町の“花の色は〜”の下りで、
元々は同集の春下に収録されている。藤原定家は特に、この和歌
を高く評価している。
 古今和歌集は最初の勅撰和歌集で、優雅で繊細な歌風が特徴。
平安時代の国風文化確立に寄与して、中世以降も和歌の手本とし
て尊重されている。林羅山の旧蔵書、刊年は不明。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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