塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 縄文2021 打製石斧

2021-12-24 05:41:22 |  ミュージアム巡り_2021
 続いて、「打製石斧」(Chlpped stone ax、縄文早期)で、多摩ニ
ュータウン遺跡や板橋区志村遺跡で出土。土掘具や伐採具、または
木工具などいろんな用途に使用された打製石斧は、手斧として使用
した直刃・片刃と土掘具として用いた2つのタイプに分けられる。

ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 縄文2021 磨石

2021-12-23 05:40:37 |  ミュージアム巡り_2021
 続いて、「磨石」(Grinding stone、縄文早期)で、府中市武蔵台
遺跡から出土。

 磨石は、堅果類(団栗、栗、胡桃、栃の実など)をすり潰すために
用いた礫石器で、石皿との組み合わせで使用された。また、すり潰
す機能の他に敲き石としても使用されていた。

ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 縄文2021 石槍

2021-12-22 05:41:12 |  ミュージアム巡り_2021
 続いては、「石槍」(Point、縄文草創期初頭)で、あきる野市前田
耕地遺跡、多摩ニュータウンNo.796遺跡、武蔵野市御殿山遺跡、
西東京田無南町遺跡から出土している。
 槍の穂先として用いられた石器で、旧石器時代の終わり頃世界各
地で出現。日本では縄文時代以降のものを石槍と呼び、先土器時代
のものを“槍先形尖頭器”と呼び区別されている。
ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 縄文2021 深鉢

2021-12-21 05:48:54 |  ミュージアム巡り_2021
 次は、奥多摩町の下野原遺跡から出土した「深鉢」(Deep bowl、
縄文中期中葉)で、フォルムは鳥?。
 当時の深鉢の使用は、収穫した食物を煮炊きしたり保存したりす
るための容器で、器の表面には棒状具などで想いの文様が施され、
縁には鳥の頭部らしき構造物が具えられており、司祭用の特別な鉢
と推定される。
 下野原遺跡は奥多摩町海沢に所在し、廻りからチャートという岩
石が多く出土しており、石器制作に使用されている。この石は本遺
跡での原産地で加工場を兼ねた各地への供給元と考えられる。
ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 縄文2021 石棒

2021-12-20 05:52:36 |  ミュージアム巡り_2021
 江戸東京博物館(ETM)で「縄文2021 東京に生きた縄文人」の特
別展があり12月上旬に鑑賞した。

 1万年以上に渡り長く続いた縄文時代、その当時の生活を発掘物
をメインに展示され、古代の暮らしや文化を歴史資料に基づいて復
元、再現されていた。
 まず目についたのが「石棒」(Stone rod、町田市忠生遺跡出土、
縄文中期)で、180〜200cmほどの大きさ。使用目的などが表示さ
れていないが、祭祀目的で制作された石器で呪具の代表格のひとつ。
土偶と同じように男性器を彷彿され、生産や豊穣を祈るために祀ら
れたものと考えられる。
 忠生遺跡は、町田市根岸・木曽町辺りあり境川に面した立地で、
縄文中期頃の大規模な環状集落が発見され町田市内最大規模を誇る。
ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする