これはあるマンションのエレベーターの中。階数の表示が小さな子供でも分かるように、そしてまた、目が見えにくい老人にも分かりやすい表示になっています。もちろん、点字もOK。たまたま先の日曜日に販売受託しているマンションにお客様をご案内したときに、撮りました。
エレベーター内も、事務所用・マンション用・ワンルーム用と用途によってまるで違います。古くて小規模なマンションでしかも管理会社が鈍感な場合は、旧態依然とした状態で放置されていますが、こちらのマンションは別。しっかりしています。管理費と修繕積立金の割合が五分五分です。こんなマンションはめったにありません。建設時の理念が所有者重視で優れています。
中古マンション購入を考える時、先ず何に着目すべきかといえば、毎月の管理費と修繕積立金のそれぞれの金額です。合計額が高いとか安いとかの問題ではありません。特に、修繕積立金の額が、新築分譲時にどれ位であったかを調べることが重要です。新築分譲時点で、管理費と比べて修繕積立金の割合が高いと、そのマンションは販売当初から購入者の後後の資産価値維持を重視して建てられたものと想定さてます。建設時のデベロッパーのこの理念は、設計や施工が別々の会社であっても、居住者重視で統一されています。
ただ、大事なことは「新築当初の分譲時の修繕積立金の割合」であって、購入しようと思っている時点の修繕積立金の割合は何の意味も持ちません。あちこち修繕が必要になって修繕費用が足りないから、修繕積立金を「今は」高くしている・・・こんな中古マンションはご免こうむりたいですね
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