今朝NHKでニュースを聞いていて、ロシアの大統領選にプーチン首相が立候補する由。この話は、もうかなり以前から噂されていたので知っていましたが、以前、彼が大統領であった頃北方領土返還に否定的ではなかったことから、その当時の話合いの枠組みがまた使えるのではないかとの情報が報じられました。アナウンサーの言葉は、その当時できていた枠組みを「利用して・・・」でしたが、実はこれに奇異な響きを感じました。ここは「活用して・・・」と表現すべきではないかと思ったので、「利用」と「活用」の意味の違いを辞書で引いてみました。
「利用」:①役に立つように使うこと ②自分の利益のために、手段として使うこと 「活用」:①生かして使うこと。利用。運用。②文法で「書く」が「書かナイ」「書きマス」などとなるように、用法に応じて用言や助動詞の形が規則的に変わること となっていました。
利用と活用の違いは、辞書の通りですが、使うという点においては、活用には「自分の利益のために、手段として使う」という意味が辞書の上では無いことが判明。でも、利用という意味と同じという意味合いの表現はあります。利用という言葉には「自分の利益」という意味合いが強く含まれているのですね。一方、活用という言葉には「自分の利益」は含まれているとしてもやや控えめであることが分かります
言葉の品格を考えると、「活用」の方が上品です。こんなことを考えながら、月曜日の朝を迎えています。
今日は、旧友とある大学の学長さんを交えてお昼に英語教育関係で懇談した後、賃貸住宅管理関係の業務及び宅地分譲関係の業務で一日が終わる予定です。
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