昨日の日経夕刊に「春季労使交渉スタート」の記事が載っていました。「労」は連合で、「使」は経団連のことです。
若い頃は「労」に居て、運良く出世して「使」側に着いた人をかなり知っています。また、「労」から政治家を目指して「使」とは別の分野に飛び出した人も大勢いることはご承知の通りです。
そして、大多数は「労」のまま職業人生を終えます。更に、「労」の間にも大きな格差があって、個々人レベルになると明日の暮らしもままならない・・・つまり、明日の希望が持てない人々や家庭が・・・沢山あります
幸いにも、今の日本は、個々人がその気になれば自分の力を「自由に」発揮できる国になっています。健康な人は、国家に経済的な保護を求めて暮らすよりも、毎日毎日「創造」することを考えながら暮らすのが、生き方ではないかと・・・私は考えます。社会に有意義なことを「創造」するのです
「使」の富は、どこから出てくるのでしょうか 昔は「労」を搾取して出すのだと考えられましたが、今は、「人材派遣業」という美名のもとに賃金を露骨にピンはねする業界は別として、「労」「使」こぞって、「創造した価値」と「付加価値」から出てくるのが本質だと思っています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます