昔から「失敗は成功のもと」とよく言われます。この言葉には二つの意味があり、一つは、失敗の失意にある失敗者を励ます意味。もう一つは、失敗の原因を追及して同じ失敗は繰り返さないという反省の意味。いずれにせよ、前向きな意味合いを持っています。
企業では、「新商品」の開発を担っている部門がどこにでもあると思いますが、この「新商品」なるもの・・・その開発は易しい様でなかなか難しく、難しい様で意外と易しいという側面を持っています 企業には、失敗は成功のもとといえるお金と時間のゆとりが必要
メーカーで新商品といえば、何か物理的なモノづくりの延長での商品を想起しますが、コンサル系の会社で新商品といえば、新しいソフトの考案ということになります
コンサル系のヒット商品は、不動産建設分野では、J-REITだと私は思っています。今でこそ、不動産証券化協会というレッキとした一般社団法人として金融証券業界に燦然と輝く存在になっていますが、この前身は「不動産シンジケーション協議会」という何とも地味な勉強会グループでした。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8C%96%E5%8D%94%E4%BC%9A
当時の建設省と大蔵省の縦割り行政の中での新商品開発・・・三井不動産の故田中順一郎さんが熱い夢を語っておられたのが印象的でした。大手不動産会社の若い出向者達の中にフジタの若い社員も混じって勉強していたものです。私も勉強会の節目節目では部下に混じって参加していました。その頃から、新商品は、行動しながら考えるものという考えです
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