今日の画像も昨日の続きです。昨日の礼拝堂の隣には納骨堂があります。左の画像が納骨堂そのもので、大きな骨壷棚から小さな骨壷棚まで用意されています。この画像は日本で言う1階部分で、所々にベンチが置かれており高齢者は座って一休みできるようになっています。このような納骨棚は日本で言う3階まであります。この棚に置かれたお骨の灰は一定期間、例えば30年とか、経過すると日本で言う合祀に移行し、また新たな納骨棚が生まれます。合祀に移行した後は、昨日の画像の礼拝堂の入り口にあるような紙に書かれた記録だけが残ることになります。子孫は、この記録を読んで故人を偲ぶという仕組みです。右の画像は、棚の配置図です。遺族は自分のご先祖様がどの棚に祀られているかここで確認して行動することになります。
こちらへの入場には特別な手続きが必要ではなく誰でも開場時間内であれば入れます。ロンドンはそれほどまでに人を信じてくれるというお国柄です。あのバッキンガム宮殿でさえ、一定の時間には入れるのですから、なんと開放的な国か・・・私でさえ英国にすっかり惚れ込んでしまっています 英国国歌は「女王」を讃える歌で、アメリカ国歌は「国旗」を讃える歌で、日本国歌は「皇室」を讃える歌・・・で、日本だけは異を唱える方々が相当数いらっしゃる 昔の皇室・・・神様・・・ではないし、個々の基本的人権を尊重してくれるのであればあまり神経質になる必要は無いと思います。
ところで、昨日は、千葉県は新浦安の「液状化」を視察してきました。エライ方にご案内頂いたりすると場合によっては邪念が入った説明を受けることになるので、個人で独自に調査しました。沿道の松の木々の根元では液状化は生じていませんでした。地震エネルギーが「噴出しやすい弱い地面に噴出した」という物理的には単純な現象と判断しました。例えば、道路とか建物内部の床とか構造的に比較的しっかり固められている場所は液状化は生じていません。このことからインフラ整備をするときは、配管等インフラを敷設する部分は構造的に堅固にしておき、併せて地震エネルギーのはけ口となる構造的に弱い部分を創っておくとインフラ部分は破壊されない・・・これは自然科学の常識 敷地を広い床で覆う場合は真ん中辺りに人が立ち入れない構造で液状化しやすい部分を作っておくとここから地震エネルギーは出てくれます。
今後、個別的な不動産の鑑定評価においては、同じ埋立地に位置する不動産であっても、地震エネルギーのはけ口が近隣地域にあるかどうかも一般的な地盤の強弱と併せて判断の参考にします。
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