カメラを普段持ち歩いていても、雨の日はどうもを向ける気にはなれないのです。本当は雨の日でも優れた映像があると思うのですが・・・ということで今日は画像はありません。手許に画像のストックがないのでしばらくは文字だけのブログになりそうです
昨夜、早めに帰宅できたしお酒も入っていなかったので、一年前にロンドンで25ポンドで買って来た英国の前首相トニー・ブレアーさんの「A Journey」という一種の回顧録を手に取ってみました。・・・本人はこの本のことを「回顧録」的な言い方は好まないとはっきり言っていますので、一種のという接頭語を付けましたが・・・。
冒頭の「Introduction」(はじめに)の部分を読んだだけでも、日本の最近の歴代首相とは全く異なる「矜持」というものを深く感じました。忙しいブレアーさんのことだから、ゴーストライターがいて当然だと思いますが・・・1997年から2007年までの任期中の往年のテレビ映りを想い出すと・・・もしかしたら自筆との思いを彷彿とさせるような「くだり」があちらこちらにあります。3年かけて自分で書いたとのとのくだりをそのまま信じれば、完全な自筆ということになりますが、私も社会をかなり知っているので・・・ひねくれてみているのかもしれません・・・ゴメン
一昨年初めてロンドンへ行った時には「イギリス人は過去の歴史の産物の上に胡坐をかく怪しからん国民」とも思ったものでしたが・・・「怪しからん」のではなく、その歴史が彼らにとって「誇り」なのだということが私なりに理解できました a strong regard for our pastの表現など胸に響きます
関心は関心として・・・それはさしおき、当社の業務にも更に精を出さねばネ