株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年12月31日 | Weblog
皆さん、平成21年が明け、おめでとうございます 画像は隣のミキモトビルで写してきました。(ミキモトさん、いつも銀座の街を飾ってくれて有難う。)本来なら、元日に当ブログを投稿すべきですが、1日先取りして投稿しています。元日はお天気が良さそうなので、不動産鑑定士の実務修習のための勉強を外でします。で、元旦は出社する時間が取れそうもなく、今日の投稿に 不動産というのは、一度見ただけでは物的確認はできても、その地域の中でどんな役割を果たしているかが、なかなか分かりにくいのです。そこで、私の体験ですが、実は「何度も足を運んで」標準的な使用方法や最有効使用方法などを判定する必要があるのです。明日は、大安吉日なのでその初日と決めました  

ところで、今の経済は相当狂っています。小泉・竹中改革には、行政改革面でいい面もあったと思いますが、経済に関する限り、ダメでした。最もダメだったことは「お金は強いものが取る」という観念を国民に植え付けたことでした。私の持論は、お金には「汚いお金」と「綺麗なお金」とがあるということです。泥棒や詐欺麻薬売買土地転がしM&A他マネーゲームで得たお金は「汚いお金」です。こんなお金は全額課税して取上げればよいのに、マネーゲームを煽(あお)ってしまいました。

もう一つ、お金を稼ぐ目的ですが、お金は幸せを得る「手段」であって、お金そのものを集めることが「目的」であってはいけません。小泉・竹中改革はこれを国民に教えていません。マネーゲームはお金を集めることが「目的」なのですから、私に言わせれば、とんでもない行為です。お金は、「心を豊かにする」ための「手段の一つ」に過ぎません。 

次に、定額給付金、これは一体何なのでしょう。今夜食べ物がない人に上げるお金なら納得できます。私には、2兆円もの税金の壮大な無駄遣いに見えます。こんな政策に異議をとなえる人が与党に居ないのは実に悲しむべき現状です。党の拘束があるからと言って、異議を唱えないなら、どんな愚策にでも異議を唱えないということに繫がります。私はそれを憂えます。2兆円は、雇用の創出とか、もっと国民生活に根付いた政策に使ってもらいたいものです。

暫らく、ブログ投稿していませんので、思ったことが次々出てきてしまいます。今年起きた凶悪事件の数々や非正規雇用者の雇い止めの原点も、お金に対する認識の誤りから出ているといっても過言ではありません。この思考を高所大所から説いて下さる政治家は居ないものでしょうか。私は昭和20年生まれですが、そんな教育を受けて育ちました。今も大したお金はありませんが、周りの方々に支えられそれなりに平穏に暮らしています。そして終電ギリギリまで働いて駅から自転車通勤していても今は心は豊かです。お金はあの世までは持っていけませんからね    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする