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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ジジイの台所

2025年05月31日 | 「本」のひきだし

ブクログより



ジジイの片づけに続く「ジジイシリーズ」第二弾。

片づけの時もびっくり仰天しましたが、今回もかなり驚かされました。
沢野さんのイメージがまたまたガラガラと崩れていきます。
しかしまぁ山をやったり、探検家という種類の人はすべからく料理というものに長けているものです。
行動の原動力である、食事は誰でもない自分が作らないことには食べられないのです。
偶然なのかどうか、沢野さんの奥様は「私は料理はしません」と公言なさるお方。

白いご飯に味噌汁、焼き魚があれば十分と、土井善晴さんのようなかた。
そのような方が、便利そう、目新しいといって、電化製品なんかを買ってくる。
すぐに物置に置かれるそれらをどう処分するか頭を悩ます沢野さんとの攻防が面白い。

沢野さんは必要以上に道具をそろえない。
台所は風通し良く清潔に保つ。などを心掛けつつ、自分の幼少期の台所事情なども交えつつ、描かれるうんちくは大変ためになります。
百文字コラムも、興味深いです。


ジジイの台所 / 沢野ひとし

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花三昧・大御影山

2025年05月06日 | 「山」のひきだし
珍しくタイムリーな記録です。
山友Sさんの情報を得て、大御影山に出かけました。
シャクナゲが4年に1度のあたり年らしいです、楽しみに出かけました。


えっ?こんなにありましたっけ? ピストンすると14㎞? 歩けるかなぁ


思っているうちにイカリソウが、たった2輪だけ、


記憶通りすぐに出てきた


イワカガミ


バイパスと旧道、迷わずバイパスの方へ


ちらほら出てきました、これは登山道をちょっとそれたところ


言ってるうちに登山道わきに


これは・・・すごい。




ブナの新緑も楽しみつつ


やっぱりシャクナゲ、蕾もたくさん。


色もいろいろ


同じようなのだけど




思わず撮ってしまう


思わず歓声が出てしまう


でも今日はきれいだね、と言い合う同行者がいない


きれいね~ とびた君


ホントに




さてシャクナゲエリアを抜けてもお花はずっと咲いています


カタクリに




イワウチワ、こちらではトクワカソウというのかな。




ブナもきれいだし
もうこれだけお花を堪能したし、この先まだまだあるし帰ろうかなとふと思いましたが、お天気もいいし時間も早いし‥ということで頑張ることに。


林道に出ました、ここはやっぱり雪が残ってます。ここまでで半分強来たかな。


とびた君、雪遊び


あった、ここにしかないオオバキスミレ、結構咲いてました


ショウジョウバカマもまだ残ってる


高島トレイルの大谷山・抜土からの合流地点


目を上げるとタムシバ


さらに上げる


遠くを見ると琵琶湖


足元には(笑)


到着、こんな静かな大御影山の山頂は初めて。男女の若いソロの方に出会ったのみ。少し話をして下山。
そうか時間が早いからか、まだ9時6分


頂上から見えたこの景色、鈴鹿っぽくていいですね、とおっしゃっていた。


ブナの変木


帰りも楽しんで




イワナシ、こんなきれいなのはあまり見たことない

下に降りるにつれ、登山者が続々登ってこられます。
結構細い登山道が多いので、すれ違いに苦労します。花を踏みつけないように脇によけたり。
出会った方によると、5年連続で来ていますが、今年が1番ですって。ということは・・・5年に1度の当たり年?
来てよかったぁ、5年後なんてどうなっているかわかりません・・・

早い時間に登ってよかったです。遅かったらゆっくり写真も撮っていられません。
早起きはお花見の得( ^ω^)・・・


2025年5月5日(月・祝)晴れ
大御影山・ビラデスト今津からピストン




帰路通ったマキノのメタセコイヤ並木、あ~世間はGW真っただ中だなぁと現実にかえったのでした。

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桜の山 光城山

2025年05月03日 | 「山」のひきだし
山旅二日目は安曇野市に移動して、光城山へ。
ひかるじょうやま・・・またまた雅なお名前ではありませんか。


麓から見ますとまるで桜が登り竜のように山頂に向かって咲いています、まさに見ごろ。




下の方はちらほら散っています


そして木々の間から、白い山々がずっと見えるのです!


主に常念を見ています




そして目を戻すと桜


桜です


サクラ


白い常念


そして頂上に着くと


誰もが歓声を上げます


一面の桜、さくら、サクラです






優れた山座同定板、透明なアクリル板で、遠くの山に合わせてみると即座に山がわかるというものです。



山頂は山城跡でした。光城という、謂れが書いてありました。
手軽に登れて桜の見ごろ、日曜日とあってそれはそれは大賑わいの山でした。




降りて移動、かんてんぱぱガーデンにて、シラネアオイ


同じく


神坂山荘の枝垂れ桜




まだこちらは桜が満開

そのあと昼神温泉の花桃の様子を見たりしながら帰途につきました。
昼神温泉のは今がまさに見ごろ、花桃の木の数か人の数かというくらいの人出でした。

花三昧の山旅、心配していたお天気も崩れることなく申し分のない2日間でした。



2025年4月20日(日)曇
光城山 安曇野市 
昼神温泉(車中から)

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