今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ぶらり京都

2023年10月26日 | 「暮らし」のひきだし
朝からあんまり良い天気なので近くの山へでもと娘を誘うと、京都に行くという。
何しに? ぶらりと・・・
ふ~ん、私も行こ!
というわけで、京阪電車を蹴上で降りまして、岡崎界隈をぶらぶら・・・
道路の上から見ると、インクラインの線路に人がちらほら。降りてみることに。
※蹴上インクラインとは・・・琵琶湖疎水上流と下流の高低差36mを船が乗り越えるため設置された鉄道で、台車に船をそのまま載せて運びました。傾斜鉄道とも呼ばれ、その当時は世界最長でした。 今はレールのみ残っていますが使用されていません。


ここが終点。正面に見えるのは京都市動物園


春になると両側の桜がきれいです。


さあ~次はどうしようかぶらぶら・・・と目についたのは小さい看板。「名勝 無鄰菴」とあります。
こんなところに名勝が。小路をはいってみると、閑静な一角にありました。
説明によりますと、政治家山縣有朋の別荘で、庭園と母屋、洋館と茶室で構成されているらしい。
こういう時でないと機会はないであろうと入場しました。

ちょうど説明が聞ける時間帯ということで、まず説明を聞きました。
無鄰菴は「むりんあん」と読みます。建設当時この近隣にはお隣がないほど広々としていたところからつけられたとか。
名勝とは、特別名勝に次ぐ位置づけだそうで、特別名勝とは兼六園や後楽園、二条城の二の丸庭園などで、その次の位置づけってすごいなぁ。
ここの名勝のポイントは、東山借景から続く庭園である、地面の緑は芝生であること、庭園内の水はすべて琵琶湖疎水から引かれていて、淀みのない水であること。の三点だそうです。
因みにここから流れた水は、お隣の瓢亭さん(京都で有名なお料理屋さん)に流れているそうです。
ここには年間を通じて80種類の野鳥が見られるそうです。
へ~ ふ~ん と説明を聞いて、見学に行きましょ。


母屋


庭園


芝生の庭園て珍しいです。苔の方がよいというつぶやきもありますが・・・


茶室


洋館の入り口。蔵のようです。


2階、山縣有朋が伊藤博文らと日露外交について会談を行った部屋だそうです。


天井、きれいな細工がしてあります。


この実は何でしょう。庭園にあちこちにありました。背の低い木です。

良いものを見せてもらってお腹がすきました。
平安神宮の方へ歩いて、目についたお店でランチにしました。
テーブル3席とカウンターだけの小さなお店。賑やかに呼び込みをしているお店の隣でひっそりマイペースでやってる、というのがよかったです。お肉とカレー、付け合わせのフライドポテトが自家製で絶品でした。

そのあと、娘の友達がやっているというチョコレートのお店でお土産を買って帰りました。
う~ん山もいいけど、こういうのもたまにはいいです。
娘にはなんで付いてくるの?て顔されてましたけど(;^_^A

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