今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

百舌鳥族(モッズ)

2012年03月29日 | 「う」のひきだし
生活クラブに加入しています。
月に1回「生活と自治」という小冊子が届きます。その中に魚柄仁之助さん(よっぽどお酒がお好きなんでしょうね)の「食べ物の声を聴く」というコラムを愛読しています。

魚柄さんの正式な職業は知りませんが、食べ物に関するお仕事をされているのだと思います。本も何冊か出されていて、炊飯器のお米の上にお釜に合うサイズのざるを乗せて、野菜を入れておくと炊飯と同時に蒸し野菜ができてる、とか普段使うたれは家にある調味料で手作りしましょうとか、台所道具のあり方とか、物を無駄にしない、合理的にという考え方で、節約でもないし、けちくさくもないし、ちょっと目先を変えてみたら・・・なんて便利で楽しいという考え方に感心しています。

今朝のNHK おはよう日本の「まちかど情報室」に先の炊飯と同時に・・・という炊飯器が実際商品化されて紹介されていたので、ビックリしました。

ところで先日届いた「生活と自治」に載っていたのが、百舌鳥族 なんでしょうか??
食品を何でも干してしまう人のことを言うのだそうです。
野菜、魚、肉、フルーツ・・・なんでも干してしまう。もう周知のように、干すことによって保存ができる、かさが減らせる、ぐんと甘味が増しておいしくなるということですね。

百舌鳥はえものを捕まえると木の枝とかに突き刺しておくのになぞらえて百舌鳥族というのだそうです。
な~んだ私も百舌鳥族やったんや~~

先日も畑の大根がもう花が咲きそうなので、千切りは面倒なので、4・5枚に切って干しましたし、サツマイモももう腐りそうなので、干し芋にしようと今ゆでています。

これらは文明の利器が無かった昔には普通にされていたことなんですよね。そういうことを今の若い人たちも実践されているということがうれしいですね。

さあ~~今日は日本全国晴天です。
百舌鳥族活躍の一日ですよ~~

昨日は山へ行って、お昼にしようとひろげたとたん突然雪に見舞われました。一日違いとはとても思われません。


甘く甘くな~れ。

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