今回のモーニング娘。ツアーのセットリストを見ていたら、モーニング娘。さくら組の1stシングル「晴れ 雨 のち スキ」の文字を見つけました。ナツカシイ。最近は記憶の片隅に追いやられていた曲だったけれど、昔も現在も好きな曲です。
グループとしては、モーニング娘。おとめ組の方が好きだったし、ライブにおける盛り上がりでもアップテンポなシングルを揃え、アクティブな雰囲気の子を揃えたおとめ組が上回っていたけれど、楽曲的にはさくら組のシングルが好きでした。この「晴れ 雨 のち スキ」も初めて聴いた時から好きなナンバー。
「晴れ 雨 のち スキ ?」☆ モーニング娘。さくら組
このシングルが発売された2003年秋は、先日紹介した「恋ING」が世に出た時期でもあるんですが、どちらも高橋愛ボーカルを堪能出来る曲。さくら組の場合は、ソロパートを全員に振り分けてはいるものの、メイン組とサブ組とに明確な線引きがしてあります。この曲の場合は、なっち、あいぼん、愛ちゃんがメインという感じでしょうか。
2003秋は更にもう一曲高橋愛メイン曲と言えそうな曲があって、ミニモニ。の「CRAZY ABOUT YOU」がそれです。当時おはスタでもミニドラマを制作して、ミニモニ。が新しい音楽スタイルに挑むというテーマを印象付けさせていましたが、今にして思えばこれら一連のしっとりムードな高橋愛メイン曲への路線変更というのが、まさに現在のモーニング娘。の路線への礎になっていたのだなとわかります。
当時は漠然と受け止め、まだ高橋愛ボーカルにあまり馴染みがなかった事から新鮮にも思えた2003秋の高橋愛メイン三連発でしたが、これは大ブームを巻き起こした時代のコミカル&ダンシング路線からの脱却と決別を意味していたと、後に気付くのでした。
タイトルにある「晴れ」がモーニング娘。の大ヒット時代とすれば、このあと2004年以降に訪れるセールス下降時代は「雨」でもあります。コンサートもアリーナクラスは上の方まで埋まらなくなり、やがてホール中心のツアーになっていきます。
それでも残った熱狂的な人々が応援を続け、コンサートはいつも熱い雰囲気に包まれてきました。様々な出来事に気持ちが揺れても、現在も応援を続ける人々にとっては「晴れ 雨 のち スキ」なのではないでしょうか。
どんなにラブラブな関係だって、365日気持ちがラブラブな訳ではないように、モーニング娘。を応援している気持ちのテンションだって、ハロプロを応援するテンションだって、常にMAXではありません。いや、「オレは常にMAXだ」という人もいそうですが(苦笑)、見続けている中で、楽曲に心が折れそうになったり、メンバーの発言に心が揺れたり、握手会で強烈な剥がしにあって心が憤ったり、決して平坦ではない。
でも、結局は「スキ」と言える。だからこそ続けられた。そういう気持ちをたくさんの人が抱いているのではないかなと最近思います。
グループとしては、モーニング娘。おとめ組の方が好きだったし、ライブにおける盛り上がりでもアップテンポなシングルを揃え、アクティブな雰囲気の子を揃えたおとめ組が上回っていたけれど、楽曲的にはさくら組のシングルが好きでした。この「晴れ 雨 のち スキ」も初めて聴いた時から好きなナンバー。
「晴れ 雨 のち スキ ?」☆ モーニング娘。さくら組
このシングルが発売された2003年秋は、先日紹介した「恋ING」が世に出た時期でもあるんですが、どちらも高橋愛ボーカルを堪能出来る曲。さくら組の場合は、ソロパートを全員に振り分けてはいるものの、メイン組とサブ組とに明確な線引きがしてあります。この曲の場合は、なっち、あいぼん、愛ちゃんがメインという感じでしょうか。
2003秋は更にもう一曲高橋愛メイン曲と言えそうな曲があって、ミニモニ。の「CRAZY ABOUT YOU」がそれです。当時おはスタでもミニドラマを制作して、ミニモニ。が新しい音楽スタイルに挑むというテーマを印象付けさせていましたが、今にして思えばこれら一連のしっとりムードな高橋愛メイン曲への路線変更というのが、まさに現在のモーニング娘。の路線への礎になっていたのだなとわかります。
当時は漠然と受け止め、まだ高橋愛ボーカルにあまり馴染みがなかった事から新鮮にも思えた2003秋の高橋愛メイン三連発でしたが、これは大ブームを巻き起こした時代のコミカル&ダンシング路線からの脱却と決別を意味していたと、後に気付くのでした。
タイトルにある「晴れ」がモーニング娘。の大ヒット時代とすれば、このあと2004年以降に訪れるセールス下降時代は「雨」でもあります。コンサートもアリーナクラスは上の方まで埋まらなくなり、やがてホール中心のツアーになっていきます。
それでも残った熱狂的な人々が応援を続け、コンサートはいつも熱い雰囲気に包まれてきました。様々な出来事に気持ちが揺れても、現在も応援を続ける人々にとっては「晴れ 雨 のち スキ」なのではないでしょうか。
どんなにラブラブな関係だって、365日気持ちがラブラブな訳ではないように、モーニング娘。を応援している気持ちのテンションだって、ハロプロを応援するテンションだって、常にMAXではありません。いや、「オレは常にMAXだ」という人もいそうですが(苦笑)、見続けている中で、楽曲に心が折れそうになったり、メンバーの発言に心が揺れたり、握手会で強烈な剥がしにあって心が憤ったり、決して平坦ではない。
でも、結局は「スキ」と言える。だからこそ続けられた。そういう気持ちをたくさんの人が抱いているのではないかなと最近思います。