フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

人気のB 実力の℃

2009-03-13 22:05:48 | ハロプロ(ベリ&℃)

 プロ野球の世界には「人気のセ 実力のパ」という言葉があります。これは、人気チームが揃っていて話題性が豊富なセリーグに対して、人気では劣るが実力のある選手が揃っているパリーグという、二つのリーグを対比させた言葉です。
<参考文献>
http://www.d7.dion.ne.jp/~xmot/BM-bn.htm
 この「人気の○○ 実力の○○」というのは何もプロ野球に限った話ではなく、様々なジャンルに応用出来るのではないでしょうか。アイドルでも…。

 以前ネットで「人気のBerryz工房 実力の℃-ute」という事を書いている人を何度か見かけました。これは別に「ベリは実力がない」とか、「℃は人気がない」という揶揄ではなく、互いのハロプロに於ける立ち位置をよく表した例えだと感心しました。

 先にデビューして2005年頃から着実にファンを増やし、今やハロプロコンサートでモーニング娘。に匹敵するほどの数のファン数を動員しているBeryyz工房。これは嘘でも冗談でもなく、最近のハロコンに行った人なら実感出来るのではないでしょうか。娘。Tを着た人の数に負けない数のベリTさん達が会場にいます。
 それに対して℃-uteはハロコンに於いては、まだまだファンの数は少ないです。少ないというのは℃-uteのTシャツを着た人が少ないという事で、声援などはそれなりにありますが、おそらく「℃-uteが一番好きだ!」という人がハロプロヲタの中では娘。やベリほど多くないのだと思います。℃-uteは二推し三推しというやつです。

 そんなベリの人気の安定とも言うべき状態を作っているのは、メンバー個人の人気だと思います。
 Berryz工房は人気の面では、前列と言われている人気上位メンバー四人の間の人気差がそれほど大きくありませんが、℃-uteは人気一番手の愛理と二番手の舞美との間にそれなりの差があり、更に二番手と三番手との間には大きな差があります。
 これを如実に表す結果がソロ写真集を発売したメンバーの数。Berryz工房は今週発売した茉麻を含めて7人中5人がソロ写真集を出しているのに対して、℃-uteは7人中2人です。まさに愛理舞美二強という状態です。人気の厚みはベリに軍配が上がるという感じでしょうか。


 逆にメンバーの歌やダンススキルは、℃-uteは全員それなりにレベルが揃っています。それを生かしてか、ダンスもメリハリ効かせた揃える動きが多い印象です。歌も、愛理が目立っているような印象ですが、千聖も結構歌えるメンバーで、新曲を聴く限りはマイマイもかなり良くなってきています。強いていえば、なっきぃと舞美が歌は今一つと言われてきましたが、二人とも最近は自分のスタイルが出来てきていて、特に舞美は以前に比べたらだいぶ良くなったように思います。
 Berryz工房は、歌に関しては歌える子とそうでない子がハッキリしています。歌えて人気もあってという点で、桃子と雅が重宝されています。この点に関しては、梨沙子頑張れとゆいたいです。


 こうして書いてみると、うまい具合に両者の特徴が分かれてきている事に気がつきますね。それぞれに違いや個性がある事は良い事なので、どっちが良いとか、上だとかは書きません。しかし、気になるのは両者のスタッフの力量差。力量と言うと失礼であるなら、スタッフのユニットへの気持ちの温度差。

 これはお互いの提供しているファンサービスの内容を見るとよくわかります。例えば、CDに付いてくるおまけDVDをわざわざ新録して仕上げている℃-uteは、イベント会場販売DVD(イベント後にFC通販でも買える)も同様に新録して、シングルPVの別バージョンとかではなく最近は企画物を作っていたりします。
 しかもFC会員限定イベントでは参加者全員に、「メンバーのトークCD」をプレゼントするというサービスもありました。
 Berryz工房は、その辺りのサービスが弱く、グッズなどのアイデア面に於いても最近は今一つな流れになっていました。
 グッズやDVDなどのアイデアというのは、担当スタッフのアイデアとセンスが重要であると同時に、そのグループへの思い入れもないと良いものは作れないような気がします。ベリも以前は良いグッズやDVDを販売していたので、今後はスタッフの方々に「Berryz工房を盛り上げていくぞ!」という気持ちで企画を出していただきたいなと思います。

 「人気のBerryz工房 実力の℃-ute」などと言ってはみたものの、お互いが自らに足りないものを僻んだりせず(これはメンバーがというより、ヲタもです)、足りないものを向上して補完していけるように、スタッフもメンバーも頑張っていただきたいなと思っております。今回の記事で一番言いたい事はこれに尽きます。と言うか、これが言いたかった。
 勿論、メンバーやスタッフだけでなくヲタも頑張ろう。物足りない点は、どんどんアンケートとかに書いていきたいと思います。

コメント (4)
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