フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Bye Bye Bye!公開 ~カッコ可愛い大賛成宣言~

2009-03-08 14:52:09 | ハロプロ(℃)

 ℃-uteの新曲「Bte Bye Bye!」が金曜日公開されました。公開元は、新潟のFM PORT「℃-ute矢島舞美のI My Meまいみ~」(毎週金曜日23:00~24:00)でした。
 音源を聴く前にネガティブな意見もそれなりに見たので、少し覚悟して聴き始めました。それでは、音源を紹介します。You Tubeにはいくつか音源が上がっていたのですが、画像が一番可愛いのにしました。発売まで聴かないで楽しみはとっておくという方は飛ばしてください。

Bye Bye Bye! ℃-ute

 聴き終えた感想。
「ネガティブになるような曲じゃないじゃん。ていうかイイ!」
 でも、また℃-uteはこういう路線なのかと戸惑っている人も少なからずいるようです。実際、ネットでの感想を読んでみると、可愛い曲を聴きたいという声もありました。(それ以上に、今回のような路線は良い!という意見が集まっていますが)

 私が思うに、路線の固定と方向性は新生ハロプロに於けるユニットの差別化というのを、つんくPが考えての事だと思っています。モーニング娘。は大人な歌をセクシーさも交えながら歌うユニット。Berryz工房は可愛い曲や面白い曲を歌うユニット。℃-uteはカッコ可愛い系を歌うユニット。そんな感じでしょうか。それぞれのコンサートでの客層や雰囲気も違ってきている事でわかるように、以前ほどファン層が被らなくなりつつある現在、曲の棲み分けによるユニットの個性の提示は重要ですから、ある程度は方向性を固めて曲をリリースしていくのは必然かと思っています。

 そんな事を踏まえながら曲をリピートしつつ、ネットの感想を読んでいました。
 曲を聴く前に少し感想を読んでしまったのですが、その中に「デュランデュランに似ている」というのがありました。おおっ!先日、iPod miniでデュランデュランのベストを聴いていたら、「FOREVER LOVE」ってもしかして「The Reflex」をヒントにしたのかな?とか実は思っていましたよ。
 しかし、新曲は更に「The Reflex」してるじゃありませんか。ベースが前に出てきて、ドラムにはリバーブ処理(って言うんでしたっけ確か)。まさに、「The Reflex」を手掛けたプロデューサーであるナイル・ロジャースの音作りを彷彿させる80年代サウンド。
 そんな事を思っていたら、ネットに「The Reflex」のリンクを貼っていたヲタがいました。

The Reflex-Duran Duran


 ジョン・テイラー(ベースの人)カッコイイ。動いているのが見たかったですが。

 ネットの感想では更に、アレに似てるかな、いやコレだ、みたいな論議が交わされていて、ちょっとファンクな味付けからこの曲を連想した人もいました。

Earth, Wind & Fire -  System of survival (Video clip)
http://www.youtube.com/watch?v=lOuo__A-YwQ&fmt=18

、アース・ウィンド&ファイアー、ウチにもCDありますが、この曲は持っていなかったです。これもカッコイイですね。
 このように「何に似てるか?」というのを論議するのは、別に「つんくパクリするな!」とか言いたい訳ではなく、互いに音楽知識を披露しながらハロプロ音楽を語ろうという流れで、私はこういう論議も有りだと思っています。以前は娘。の新曲が出ると、こういう論議がよく交わされていた事を思い出します。
 私は60年代から80年代のイギリスのロックやアメリカのブラックミュージックが好きなので、その辺からヒントを得た曲作りや音作りはツボです。

 動画と言えば、同じタイトルのAKBの曲もあるとかで紹介されてました。
http://www.youtube.com/watch?v=ket-adjh3Gk&feature=related&fmt=18
 ℃-uteとは全然違う路線ですが、アイドルソング界の棲み分けという事で考えれば、ハロプロとは違う方向性でこれも有りでしょうね。アイドルソングの面白さは、℃-uteのように洋楽が話に出て来るようなのもあれば、昭和アイドルポップスを語れるものもあるといった、クロスオーバーなところではないでしょうか。


 さて、今回のボーカルのパート割の方はどうでしょうか。
 今回はなんと「マイマイが活躍」しています。
 ℃-uteのボーカル2TOP鈴木愛理矢島舞美の二人は低音域が得意なボーカルですが、実はマイマイもキュートな見かけによらずドスの利いた低い歌声。しかも、つんくPの指導の賜物なのか多少ねちっこい歌い方も得意。シャ乱Qの曲を歌わせたら意外とハマるんじゃないか?と思わせる歌唱です。
 そんなマイマイが三番手あたりのポジションで、結構印象に残る活躍をしている。実はカッコ可愛い系も似合うという、マイマイの新たな魅力が覚醒してきたのではないでしょうか。

 そんなマイマイに負けじと、カッコ可愛いなら任せとけ!と岡井千聖ちゃんも健闘しています。私は千聖の案外と器用なボーカルを評価する者ですが、やはりこの手のカッコ可愛い曲が一番本領発揮しやすいのではないかと思いました。歌っている姿がたやすく想像出来るという感じです。欲を言えば、マイマイと掛け合いになる千聖パートが出だし以外にも欲しかったですが。

 そんな、ちさまいに比べるとちょっと地味ですが、なっきぃも見せ場は少ないながらもBメロやサビでソロを歌っています。Bメロのフレーズが一番も二番も「踊りましょう」だけなのは寂しいですが、良い声になっていますね。長さが違うので単純比較は出来ませんが、一年前の「LALALA 幸せの歌」のソロパートに比べると、だいぶ安定してきたのではないでしょうか。
 残念なのは梅さんがちょっと印象に残りにくい事です。「On my Way」という部分は梅さんらしさが出ていますが、こういう曲と梅さんのアニメボイスは相性が良くないという判断をされたのかなとも思います。めげずに次はガンバレ。

 2TOP愛理舞美は、Bメロの掛け合いがいいですね。愛理ちゃんのボーカルは前作より声の響きも良く安定感を感じますが、今回は舞美ちゃんもだいぶ頑張ったのではないでしょうか。実にイイ!その出来は「上手い」と手放しで誉めるようなボーカルではないかもしれませんが、自分のスタイルというのが出来上がってきたのではないかと、最近の矢島舞美ボーカルを頼もしく思います。

 こうして何度かリピートしつつ、やはり気になるのは「有原栞菜パートはどの部分だったのだろう」という事です。それは、栞菜復帰の時のお楽しみにしておきます。さあ、次はPV公開が楽しみ。こういう曲はダンスを早く見たくなりますからね。ダンスにも驚きがある事を期待します。 
 

コメント (5)
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