フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

マジヲタ的 とくばんへの感想

2006-03-23 22:12:26 | ハロプロ(娘。)

 今日は別のテーマで書こうと思ってましたが、先ほど「とくばん」を見たら、つい黙っていられなくなり、テーマ変更です。

 AKB48プロデュースに関わっている秋元康が構成に関わる「うたばん」(今回は、とくばん)。今日の放送の、モーニング娘。への扱いは、明らかに狙ったものであるような気がしました。
 現メンには、ほとんど話は振らずトークは卒メン中心。というのも、名場面集VTRを流すという構成上、話は昔話中心に。

 これって、まず「現メンは地味」という印象を視聴者に与える効果(司会者に、今のメンバーは味が薄いとまで言わせた)。そして「卒メンはもう過去の人」という印象を視聴者に与える効果(卒メンの現在の活動のうち、中澤裕子と保田圭の活動を笑いのネタにした)。 この二つの効果をもたらせる絶妙な演出に思えました。
 うたばんが、前述のとおり秋元康による娘。潰しをおこなったと断定出来るかどうかは別として、ライバルを貶める事自体は、まあ商売としては当然なのかもしれません。綺麗事だけでは商売はやっていけませんからね。

 ただ、現メンバーを支持する立場としてはおまけ扱いは後味悪いし、卒メンの事も嫌いではない(あの頃はよかった的な論調を展開するいわゆる「黄金厨」の人は嫌いですが)自分にとっても、卒メンが過去のネタでしか語れない存在と決めつけられて欲しくないのです。
 現メンバーのキャラはテレビ向きではなく、ライブなどの方が良さが発揮出来るというのも歯がゆいと思っていますが、逆に卒メンの(現メンバーにない)魅力は決してバラエティへの順応性だけではない筈です。

 まあ、たかが音楽番組の形を名乗ったバラエティ番組に、真面目に熱くなってはいけないのでしょうが、一見新曲のプロモーションに協力して出演させているように見えて、巧妙に(イメージダウンという)トラップを仕掛けてくるテレビの怖さを、改めて思い知らされました。
 レコード会社a社の横槍で、ハロプロの扱いが悪くなっているという噂のある某有名音楽番組にしてもそうですが、テレビというものは何かと、策略と宣伝の道具にされがちなものであり、それでもそんなテレビを巧く利用出来ないと、なかなかメジャーシーンにいられないのも事実。CMに流れていない商品が、いくら良いものでも、なかなかヒットしないのと共通しているように思えます。テレビ恐ろしや。
 とまあ、話が逸れたところで、新曲セクシー↑↑でも聴いて落ち着くかな。

  今晩のBGM  テレビのボリュームを下げてくれ / ケラ (作詞・秋元康)

コメント
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