フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ファースト・インパクト

2006-03-06 22:26:05 | ハロプロ(ベリ)

 日曜日、ハロショに行ってきました。性懲りもなくトレーディングシールにまたチャレンジして、なっちとあさみという結果に。なっちは大当たりでしたが、あさみも結果としては悪い結果ではないと、それなりに満足。
 そして、Berryz工房二周年記念写真三枚セットに目が行き、まずは手始めに熊ちゃんを買いました。内容は、現在の写真に二周年メッセージ付き1枚、デビュー当時の1枚、デビュー曲「あなたなしでは生きていけない」の衣装写真、の計3枚です。これは、ベリヲタなら買いです。私は結局、全員分買う予定です。
 昨日は、他には美貴ちゃんのディナーショードレス写真、石川さん新作から顔のアップのが可愛かったので1枚、と購入枚数はほどほどでした。

 ベリもデビュー二周年とは、時が経つのも早いものです。まあ当時はさほど興味はありませんでしたが。
 そんな私がキッズメンバーで一番最初に気になったのが「嗣永桃子」でした。

 2003年夏、その一年前から発表になっていた矢口真里率いるキッズグループがデビューした。その名も「ZYX」。「ジックス」と読ませるこのグループは、大方の予想を裏切り楽曲はミニモニ。路線とは異なるダンスチューンであった。ちょうど路線的には、太陽とシスコムーンに近い感じだった。実は私は当時、このシングルを発売後間もなく購入している。楽曲が好みだったからなのだけど、曲とは違う次元で一人、気になっていた子がいた。
 その子は、藤本美貴現時点での最後のシングルとなっている「ブギートレイン'03」のバックでも踊っていた子だった。ブギトレの頃、気になって名前をチェックしていた。その子の名は嗣永桃子と言った。
 ちょっと地味目というかあか抜けない雰囲気に、やや引きつり加減な作り笑顔っぽい不器用なスマイル。当時はまだ小学生だった桃子は、不思議なオーラがあった。それは、どちらかと言えば負のオーラであった。少なくとも、2003年秋にZYXに続くキッズ系ユニットとしてデビューした「あぁ!」の鈴木愛理や夏焼雅のような陽性のオーラではなかった。でも、そんな桃子の不自然な佇まいが気になって、私はZYXは矢口より桃子を見ていた。

 年が明けて、そろそろ来るだろうと思われていたキッズだけのユニットがデビューとなった。キッズのメンバーからおそらくアイドル性スキルの高い(と、当時スタッフが判断したと思われる)子達8人が選ばれた。
 桃子はその8人に入ったのだが、他のメンバーに比べるとアピール材料も少なく、それまでの実績も地味だったため、デビュー曲の頃はあまり記憶に残っていない。当時、レッスンで倒れたエピソードなどは、後から知ったエピソードだった。少なくても、デビュー曲では桃子はセンターではなかった。
 しかし、桃子はこのまま埋没する子ではなかった。二枚目の「ファイティングポーズはダテじゃない」で、雅と並んで前に出て来た桃子は、PVでも今まで以上に不自然な笑顔を振りまき、その過剰なまでのアイドルらしさで、自らのポジションを獲得した。負のオーラと思われていた不自然笑顔も度を過ぎると、素晴らしきアイドルスマイルへと昇華されていくという事を、見事に実践してみせたのだ。

 その後の桃子の活躍っぷりは、ハロヲタならご存じのとおりである。今では「アイドル・サイボーグ」だとか、「桃子プロ」とか立派(?)な称号も付き、ハロプロ界きっての個性派として、誰もついてこられない道を突っ走っている。彼女の目標とする人は「石川梨華」だそうだ。負のオーラを過剰なまでの寒いキャラで、陽性のオーラに変えて見せた先輩だ。
 そんな物わかりのいい桃子が今日誕生日を迎えた。14歳、まだまだ新たなキャラ展開も期待出来そうな桃子プロです。

  今日のBGM  行くZYX! FLY HIGH / ZYX

コメント
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