Nonsection Radical

撮影と本の空間

冷たい雨

2009年10月26日 | Weblog
某月某日
傘をさしても服まで濡れてしまう雨に体調が悪くなった。
昨夜、夜中に突然咳き込み寝不足に。
一日中頭がボッとしていたが、それとは別に最近めまいがする。
季節の変わり目はこういう不調が出てくる。
無理はせずに早めに寝る事に。
ニャンコはすでにsatoboのセーターの上で丸まって寝ている。
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変化の秋

2009年10月25日 | Weblog
某月某日
昨日は東京・代官山に片岡雪子さんの「定点」を見に行ったのですが、今日はジョシ美の学園祭に行きました。
美大の学園祭のいいところは、将来の有望株を見つけられるところです。
まだ無名だけど、スゴくいい絵を描く人を(絵だけじゃないですが)見つけ出して、将来の進展をオトーサンの目で見守り、もし有名になったら自らの選択眼を喜ぶことに醍醐味があります。

まあ実際は、一学年に一人か、一学校に一人ぐらいしか抜群の力を持つ人はいないのですが、学生時代というのはスゴいもので、昨年の絵と今年とは全然違うということがままあるのです。
若い時から自分を固定化せず、色々チャレンジして変化していく事は当然な事なのですが、その当然な事が出来ないで、いつまでも脱皮しないままの幼虫でいる人がほとんどなのです。
そういう中で去年の私とはチガウというのを見つけました。

展示会場では実演コーナといいますか、実際にその場で絵を制作していくコーナーがあるのですが、あるジョシ、まあ高橋舞子さんというのですが、彼女が実際に制作しているところに出くわし、彼女の制作する背後に置いてある「過去帳」(これまでの作品を写真に収めたポトフォリオ)を見ていたのです。
これまでの年代にそった作品を見ていると、今年になっていきなり変わった!
不思議な事があるのだなあ、と思って、製作中の作品を眺めていると、去年のよりずっとイイ感じに思いました。
心の中で、そうだよこれだよねアナタは。もっと描き込みなさいと思っていたのだが、思っているだけでは済まないのがsatoboで、ツツッーと製作中の彼女の傍らに忍び寄り、「スゴくイイですね」と感想を述べた。
筆を止めてこちらを向いた彼女は「ありがとうございます」と言ったのだが・・・
高橋さん・・・カワイイ・・・

4年生なので今年で終わりなのだが、ぜひとも院生になって来年も変化を見せて欲しいと思います。

全体の評価としては、相変わらず版画はどこの大学でも個性あふれて楽しめます。
日本画は、あるいは洋画もですが、自分が何を描きたいのかわからないで筆を進めている人が大半だという事です。
ほとばしる情熱が絵となって現れる、そんなパッションを見てみたいのです。
これはダンシには求めません。
もう諦めました。
オトコはカスカスになっているようです。
satoboのようにシオシオのパーです。
全員「オットピン」服用ですね。

ところで、おどろいたのは



この給水塔が消滅していました。
ジョシ美の脇にあったのですが、きれいさっぱり。
記録となってしまいました。


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コンゴーレンズ訪問記

2009年10月24日 | Weblog
某月某日
先に開催された東京8x10組合連合会写真展参加者有志による山崎光学研究所訪問に同行しました。
先日ここのブランドレンズ「コンゴー」を購入したsatoboですが、訪問してますますコンゴーレンズが好きになってしまいました。
代表の山崎さんにいろいろとお話を聞かせていただき、飾らない性格の人柄にsatoboはゾッコンとなってしまったわけです。

コンゴーレンズは大版カメラ用のレンズなのですが、設計は30年以上前にされたもので、すでに設計者の方はお亡くなりになっていて、新たな設計はおこなわれていないそうです。
今日も訪問の最大の目的は有志によって新たなバイテンレンズ製造の可否をうかがう事だったようですが、さてみなさんどうするのでしょう。
個人的にはバイテン用150mmワイドアングル・コンゴーに興味がわいたのですが。

そういう話の中で、山崎さんは工場の中の見学させてくださったり、お土産を持たせてもらったり、レンズ組み立ての実演と、大変お世話になりました。

デジタルカメラ全盛の現代に、あえてフィルム写真、それも大判カメラで撮影する写真などという向きもあるでしょうが、「仕事」でない写真を撮るsatoboなどに言わせると、むしろ「だからこそ」大判写真なのだと思っているわけです。
コンピュータで絵が描けるから筆を持つ必要はない。
そんなわけがないのと同じ理由です。
なかでも大判写真などはマニュアル的な作業が大部分を占め、それが「趣味」として楽しい要素であると思うのです。
それに使用する機材もオートメーションの大量生産品よりも、今日うかがったコンゴーレンズのような手作業での製造というのが好ましいと思うのです。
現在コンゴーレンズは山崎さん一人で製造しているのですが、もちろん部品を作る協力会社があっての製品づくりです。
そんな部品も家内制工業的な会社が多く、いつ廃業になるかわからない状態だと言います。
だから今しか楽しめる時はないのだと感じました。

もうひとつコンゴーレンズを買おうと決めました。
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襟元

2009年10月23日 | Weblog
某月某日
先日行ったフジフォトサロンの博物館に幕末前後の写真が展示してあった。
その写真の中で不思議に思ったのが「襟元」だった。
着物姿で写っている女性の襟元がやけに開いているのだ。
言葉で説明するのは難しい。
現物を見に行ってください。
ネットでサンプルを探したのだが、現代の着物姿ってこんなのじゃないですか。
襟の合わせが深くノドの近くにあって、襦袢の襟があまり見えていませんよね。
でも博物館で見た写真の女性はこんなに襟のVゾーンが広がっていて、襦袢が大きく見えているのです。
もちろん当時写真に納まるような女性は粋筋の人をモデルにした可能性が高いかと推測し、花柳界ではそうであったのかと調べてみたらこんなところを見つけました。
Vゾーンの大きな人、小さな人、花柳界でも様々なようです。
でも最近はみんな襟元を締めているスタイルばかりですね。
一般庶民はどうだったのでしょうかね。
そのへんのところは不勉強なので誰かご教示ください。

ここは何度見ても飽きずに面白い発見がありますね。
こんなところも見つけました。
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ゲージュツの秋

2009年10月22日 | Weblog
某月某日
秋が来た事が目にはハッキリ見えないけれど、風の音に驚かされる。

学園祭のシーズンとなりました。
今週末はジョシ美の、そして来週はタマ美の学園祭です。
さて今年はどんな有望株が見つかるでしょうか。

明日から27日までは片岡雪子さんの「定点」開催。

11月7日~12日は大倉ひとみさんの「陋巷画日記」開催。
エエオンナの個展が続きますねぇ。
エエオトコのは・・・
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