Nonsection Radical

撮影と本の空間

ネギの話

2019年10月31日 | Weblog
蕎麦屋さんの蕎麦を食べたのだけど、薬味の刻んだネギがどうもザク切りすぎる。
関東での薬味は白ネギなんだけど、少し細めのネギを薄く刻むという印象を持っていた。
それが市販の白ネギ(東京ネギ)をザクザクと刻んだ感じで、ちょっと違うんじゃないかと思ってしまった。
薬味としてもう少し控えめであってほしいなと。
一方関西での育ちなのだが、昔は現在と違って蕎麦をそんなに食べることはなくうどん文化であった。
関西のネギはいわゆる青ネギであるのだが、昔は言わなかったネギの種類を口にする”グルメ”な人が増えた。
ところがその口にする「蕎麦にはな(うどんには)、九条ネギが甘くて美味しいねん」という言葉と、そのネギの実態とが乖離していてどうなってんだぁと思うことが多かった。
九条ネギというのは柔らかくて甘いという事で好まれるようなのだが、そのネギの実態がどうにも解せない状態なのである。
というのも、百姓農家の出であるからネギも当然のように自家製で、それも九条ネギなどとブランドのついていない普通の青ネギを栽培していたのだけど、普通に柔らかくて甘いわけです。
その”普通”のネギを基準にするとお店で使われているネギは軒並み硬くて味気ないんですよ。
おまけに刻み方が斜め切りで、硬さが余計に気になる。
みんな気にならないのかなぁと不思議なんだけど、先入観から柔らかく甘く感じるのかもしれない(笑)。
同様にタケノコ農家だったもので、市販のタケノコの硬さと言ったら・・・この話は別の機会に
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