Nonsection Radical

撮影と本の空間

統計データ

2016年04月06日 | Weblog
家人が新聞を読みながら「この記事本当かなぁ」と珍しく”疑問”を発した。
統計の結果を記事にしたものだけど、その値がアタイには信じられないんだよ~というわけだ。
確かにその記事を読んでみると、統計結果だけを取り出して前年度との比較で云々と書いてあるのだけれど、ぞの前提となる統計を取った”層”がどんな人たちなのかがハッキリせずに、どのように受け取っていいのか判断に苦しむ記事なのだ。
こういう統計の場合、どんな人たちをどれぐらい調べてデータ化したかを書かないと、その数値だけで見せられて結果はこうでしたと言われてもピンとこないんだよね。
結局前年度と同じ手法で統計を取ったと仮定した場合に、これだけの差異があったということしか判断できないという”結論”に達した。
ただ記事は、その差異に注目しているのだけれど、家人が気にしたのは、その”値”に対してで、どういう調査でこんな数字が出てきたのだろうと疑問に思ったことに対しての記事の”つっこみ”はなかった。
こういう場合は、元データを探し出して自分で判断するしかないね、という結論に。
最近の新聞記事は、このように結果だけ報じて、どのような調査が行われたのかという前提などを省略する文章が多いのだけど、なんか中途半端な話だし、まるで政府の広報誌みたいでやな感じ。



京急 横須賀中央駅前
神奈川県横須賀市若松町1,2,3丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 15時05分
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