今日はちょっと良い事があったので、早目の登場です。
いつも午後遅い目(午後3時とか4時とか)の打ち合わせは、
ちょっと気が重いのですが、そこは仕事ですからしっかりやります。
今日も午後4時から打ち合わせだったので、気持ちの重い状態で出かけました。
打ち合わせは、結局30分ほどで終了、打ち合わせの内容も
うちの会社の業務とはちょっと違うので成果なしでした。
それ帰りにふらふら街並みを歩いていた時の事!
「ひょっとして○○さん(本名)じゃありませんか?」と私を呼ぶ声。
振り返って見ると・・・ん~すぐに思い出せない!!誰だっけ?・・・
「私、○○でご一緒させて頂いていた○○です!!お久しぶりです」と
大変明るい声、
思い出した!!「○○君、元気そうやないか!」
私が最初のソフトハウスから転職後、5・6年経った頃に転職した会社が
思ったほど実力を発揮できないので、再転職先を探していた時に
民間の転職斡旋会社で知り合った、私より少し若い板前さんでした。
その時は、「板前さんでも転職斡旋会社を利用するのか!」と思っていましたが
他業種への転職という事でした、それで納得。
転職斡旋会社に行くとしばしば見かけるようになり、
次第にいろいろ話をするようになって、板前さんの世界の厳しさも聞いたりして
業界は違えども、妙にウマが合ってよく転職の話をしたものです。
その板前さん、事細かく口うるさい先輩に耐えられず、
思わず包丁を握って周りに止められたとの経験があり、
もう板前の世界はコリゴリだから、他の業種への転職先を探しているとの事でした。
立ち話も何なので、彼の出勤時間までのわずかな時間ながら
ちょっと喫茶店で話すことにしました。
「今、何やってんの?」と私、
「ははは、結局、やっぱり板前やっています! ○○さんは?」と彼、
「あれから結局あの会社を5年ほど続けて、今は独立してソフト開発会社を
経営しているんですよ」と私。
「凄いじゃないですか、社長さんですか!やっぱり一味違うと思っていました」
「いやぁ~なかなか苦しいよ」と私。
そうそう、彼に出会ったのは、もう12・3年前の事だから
お互いに歳をとったものである。
「○○さん、儲かってなくても仕事が楽しそうだ、顔色が全然違いますよ」と彼、
「○○君こそ、すごく明るくなったじゃない」と私。
当時は多分、二人とも暗い顔つきをしていたに違いない。
「で○○君、今は何処の板さんやってんの?」と私、
「●●です、まだまだ下っ端で」
●●は京都でも名前の知れた超高級料亭だ、板前さんのランクはよく知らないのだが
どうやら彼は言葉とは違って、かなり上の板前さんらしかった。
「●●って凄いじゃない!京都なら誰でも知っているじゃない、よく頑張ったね」
「いやまだまだ修行中です、でも今はとってもやりがいがあるし楽しいです」
更に彼は続ける
「お知り合いになった時に、刺してやろうと思っていた先輩の話をした
じゃないですか、今になって先輩の言っていた事がやっとわかりましたよ。
先輩は私を本当に厳しく鍛えてくれてたんだって」と彼、
「まぁ当時はお互いに若かったからね・・・」と私。
「それでお礼を言いたくて、その先輩を探したんですが、もう何処に行かれたか
わからなくて・・・」
「そうか・・・でもいつかまた会えるだろうから」と私
「それで思ったんです、頑張って京都一の板前になったら、名前も知られるように
なるだろうし、風のうわさでも先輩の耳にも入ったら、ボクが頑張っている事を
知ってもらえると思うので、毎日頑張っています。」
人生経験を積む毎にやっとわかってくる事もあります、
しかし『親孝行、したい時には親はなし』人間は何と愚かなんでしょうね。
でも彼のように、目標を持って頑張っていると必ず夢は果たせると思います。
それに今、本当に仕事が楽しそうだったので、私自身も勇気づけられました。
「●●は、今の私の給料では到底行けないなぁ
」と私、
「ははは、そんな事ないでしょう・・・」と彼、
さらに「ビッグになられましたら、店一番の料理でおもてなししますよ」
「ははは、ビッグになったらか・・・いつの事になるやら」と私。
そうこうしているうちに、あっという間に彼の時間が来たので
また会う事を約束して別れた。
彼の後ろ姿を見ていると、爽やかな風撒き散らしつつ
まるでバネが弾けるようにお店への人ごみに消えていきました。
お互いに辛かった時期があっただけに、今日の彼の明るい笑顔がとって嬉かったし
私自身、彼からエネルギーを沢山もらったような気がします。
会う約束をしたとはいえ、「次に」という約束です。
本当に次、彼にいつ会えるかわかりません、
でも彼なら本当に京都一の板前さんになりそうな予感がします。
私も彼に負けずに、堂々と彼の職場である●●を利用できるような
器になりたいと心に誓いました。
今日の出会いは少しの時間でしたが、本当に残る爽やかな時間でした。
今日目に付いた記事:
・トヨタの世界販売、四半期で初めてGM抜き首位に
この日が来る事は容易に予想できましたね、
しかし、トヨタが世界一になるのに約1世紀かかりました。
今日の気持ちステータス:![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
今日のオススメサイト:
・医者からもらった薬がわかる
このサイト、時々お世話になっております
いつも午後遅い目(午後3時とか4時とか)の打ち合わせは、
ちょっと気が重いのですが、そこは仕事ですからしっかりやります。
今日も午後4時から打ち合わせだったので、気持ちの重い状態で出かけました。
打ち合わせは、結局30分ほどで終了、打ち合わせの内容も
うちの会社の業務とはちょっと違うので成果なしでした。
それ帰りにふらふら街並みを歩いていた時の事!
「ひょっとして○○さん(本名)じゃありませんか?」と私を呼ぶ声。
振り返って見ると・・・ん~すぐに思い出せない!!誰だっけ?・・・
「私、○○でご一緒させて頂いていた○○です!!お久しぶりです」と
大変明るい声、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
私が最初のソフトハウスから転職後、5・6年経った頃に転職した会社が
思ったほど実力を発揮できないので、再転職先を探していた時に
民間の転職斡旋会社で知り合った、私より少し若い板前さんでした。
その時は、「板前さんでも転職斡旋会社を利用するのか!」と思っていましたが
他業種への転職という事でした、それで納得。
転職斡旋会社に行くとしばしば見かけるようになり、
次第にいろいろ話をするようになって、板前さんの世界の厳しさも聞いたりして
業界は違えども、妙にウマが合ってよく転職の話をしたものです。
その板前さん、事細かく口うるさい先輩に耐えられず、
思わず包丁を握って周りに止められたとの経験があり、
もう板前の世界はコリゴリだから、他の業種への転職先を探しているとの事でした。
立ち話も何なので、彼の出勤時間までのわずかな時間ながら
ちょっと喫茶店で話すことにしました。
「今、何やってんの?」と私、
「ははは、結局、やっぱり板前やっています! ○○さんは?」と彼、
「あれから結局あの会社を5年ほど続けて、今は独立してソフト開発会社を
経営しているんですよ」と私。
「凄いじゃないですか、社長さんですか!やっぱり一味違うと思っていました」
「いやぁ~なかなか苦しいよ」と私。
そうそう、彼に出会ったのは、もう12・3年前の事だから
お互いに歳をとったものである。
「○○さん、儲かってなくても仕事が楽しそうだ、顔色が全然違いますよ」と彼、
「○○君こそ、すごく明るくなったじゃない」と私。
当時は多分、二人とも暗い顔つきをしていたに違いない。
「で○○君、今は何処の板さんやってんの?」と私、
「●●です、まだまだ下っ端で」
●●は京都でも名前の知れた超高級料亭だ、板前さんのランクはよく知らないのだが
どうやら彼は言葉とは違って、かなり上の板前さんらしかった。
「●●って凄いじゃない!京都なら誰でも知っているじゃない、よく頑張ったね」
「いやまだまだ修行中です、でも今はとってもやりがいがあるし楽しいです」
更に彼は続ける
「お知り合いになった時に、刺してやろうと思っていた先輩の話をした
じゃないですか、今になって先輩の言っていた事がやっとわかりましたよ。
先輩は私を本当に厳しく鍛えてくれてたんだって」と彼、
「まぁ当時はお互いに若かったからね・・・」と私。
「それでお礼を言いたくて、その先輩を探したんですが、もう何処に行かれたか
わからなくて・・・」
「そうか・・・でもいつかまた会えるだろうから」と私
「それで思ったんです、頑張って京都一の板前になったら、名前も知られるように
なるだろうし、風のうわさでも先輩の耳にも入ったら、ボクが頑張っている事を
知ってもらえると思うので、毎日頑張っています。」
人生経験を積む毎にやっとわかってくる事もあります、
しかし『親孝行、したい時には親はなし』人間は何と愚かなんでしょうね。
でも彼のように、目標を持って頑張っていると必ず夢は果たせると思います。
それに今、本当に仕事が楽しそうだったので、私自身も勇気づけられました。
「●●は、今の私の給料では到底行けないなぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
「ははは、そんな事ないでしょう・・・」と彼、
さらに「ビッグになられましたら、店一番の料理でおもてなししますよ」
「ははは、ビッグになったらか・・・いつの事になるやら」と私。
そうこうしているうちに、あっという間に彼の時間が来たので
また会う事を約束して別れた。
彼の後ろ姿を見ていると、爽やかな風撒き散らしつつ
まるでバネが弾けるようにお店への人ごみに消えていきました。
お互いに辛かった時期があっただけに、今日の彼の明るい笑顔がとって嬉かったし
私自身、彼からエネルギーを沢山もらったような気がします。
会う約束をしたとはいえ、「次に」という約束です。
本当に次、彼にいつ会えるかわかりません、
でも彼なら本当に京都一の板前さんになりそうな予感がします。
私も彼に負けずに、堂々と彼の職場である●●を利用できるような
器になりたいと心に誓いました。
今日の出会いは少しの時間でしたが、本当に残る爽やかな時間でした。
今日目に付いた記事:
・トヨタの世界販売、四半期で初めてGM抜き首位に
この日が来る事は容易に予想できましたね、
しかし、トヨタが世界一になるのに約1世紀かかりました。
今日の気持ちステータス:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
今日のオススメサイト:
・医者からもらった薬がわかる
このサイト、時々お世話になっております
実にさわやか。
ビッグになられましたら、私も誘ってください。
>いいお話ですね。
こういう事があると心が晴れて、モチベーションも急上昇です。
>ビッグになられましたら、私も誘ってください。
ははは、それではあと20年ほどお待ちください