ネットは無法地帯

先日、PlayStation Networkが不正アクセスを受けて停止、その不正アクセスで
７７００万ユーザーの個人情報流出したとニュースで報道されていました。
流出した情報の量から、損害賠償額もとてつもなく高額になる事はまちがいなく
運営企業は、大変大きなダメージを受ける事が間違いありません。

それとは別にＣＮＮニュースサイトで、米ＦＢＩが新手の中国のサイバー攻撃に対し
米企業に注意を喚起しているニュースが載っていました。
うちのサーバーにも何度も不正アクセスしようとした形跡があり
ネットワーク世界は、静かな戦争が起こっている無法地帯です。

うちのサーバーでは、５重の障壁を設けて、サイバーテロに備えていますが
先日、初めて５重障壁のうち４つの障壁が突破され、全部が突破されるのも
時間の問題かもしれません、新たな障壁を設けなければ．．．
ちなみに、４重の障壁を破ったのは、ＩＰアドレスから中国のどこかから
TELNETを使って攻撃してきた事まではわかっています。

日本も現在は大震災後で、各方面ともセキュリティが手薄になっています、
そういうタイミングを狙ってサイバー攻撃してくるバカモノが居ますから
セキュリティについては、細心の注意を払う必要があるでしょう。
ネットの世界では、世界は平和ではないのですからね。

でも、日本企業では、セキュリティ意識が低すぎて参ってしまいます。
私の知っている企業のＩＴ担当者なんか「WindowsUpdateなんか面倒くさい」とか
「更新には時間がかかるから、更新しないようにしている」などと
全く信じられない事を言っていますよ、それが「ＩＴ担当者」ですからね。
まぁそんな会社は、一度ひどい目に遭えばよいと内心思っていますがね。

個人でも、全く無防備な状態でパソコンを使っている人が沢山いるでしょう。
持ち主が全く知らぬ間に、ＤＤｏｓ犯罪の片棒を担がされている人もいる。
パソコンを起動する度に、パソコンの情報が全部流出している人もいます。

パソコンやネットワークを使用するための世界的な基本ルールは、
すべて個人責任だという事です、しかし殆どの日本人はそれを認識していない。
最終的にはパソコン購入会社やメーカー、プロバイダなどに怒鳴り込んだら
何とかなると思っている、ソフトやハードの問題はそれで済むかもしれませんが
セキュリティは個人責任が基本、それを知らないとは、何と「井の中の蛙」な事か！

こういう観点からも、日本人がグローバル化するために、
老若男女とも考えを１８０度変える必要があるでしょう。


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　　これはちょっとやりすぎじゃないの？　またイラクの二の舞になりまっせ。

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今日の一言：
　丸腰日本人のマヌケさ