闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

経営者の未来予測

2007年07月25日 23時35分32秒 | Weblog
もうそろそろ暑さが増してくるかなぁと思っていたら
今日、気象庁が「今年は猛暑」から「平年並み」に修正発表しましたね。
予測技術やコンピュータの能力がアップしたのに
まだまだ自然の現象を予測するのは、至難の業ですね。

私が起業家塾生だった時、事業計画書についての講義のとき
「内容がしっかりしているのは勿論の事だが、もっと大事な事は
 できなかった時にどうするかを考えておく事だ」と教育を受けました。

つまり、例えば投資家などは、事業計画はあくまで「計画」であって
誰もその通り平穏無事に進むとは思っていない。
つまり、様々な困難やトラブルが発生するのが当たり前、
「その時にどのように対処するのかが実力」だというわけだ。

対処するには、可能な限り発生する問題を予測して
どのように対処するかの方針を立てておかなければならない。
投資家などが、重視するのはその点だそうだ。

事業計画書を書く側としては、「こんな素晴らしいアイデア」とか
「こんな素晴らしいサービス」「今までに無かった事業」に
目が行きがちで、「この事業は素晴らしいから成功する」と思っているだけに
良い面ばかりを強調したくなる。

投資家向けにプレゼンした時に、「素晴らしいサービスだとわかりましたが
予定通りの技術者が確保できなかった時は、どうしますか?」などと質問され
こたえに窮するようでは、事業に対する姿勢が疑われる。
もちろん、出資などしてもらえるはずがない。

気象庁の場合、週間天気予報を修正しても、まぁ各方面から抗議はくるものの
気象庁が潰れるはずもないから良いだろうが
企業の場合、投資家から投資してもらった後、
事業を修正するとなると大変大きな問題になる。

気象庁は未来を読みきれなくても、経営者は未来を読まなければならない。
未来を予測し、あらゆるリスクに対する対処を考えておかなければなりません。
しかし、それも経営者としては、楽しい事の一つでもありますが。


今日目に付いた記事:
 ・UCC、シャディを完全子会社化・TOBが成立
  UCCは経営の多角化を狙っているのでしょうかね・・・

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・嵯峨野観光鉄道
  今の時期、トロッコ列車に乗ると、しばし涼を味わえます!

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