闘う社長の再起編

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頭がおかしい企業、「納期は命より重い」

2013年11月12日 21時22分00秒 | Weblog
今日のMSNニュースに、異常な企業での死亡事故の記事が載っていました。

『「納期は命より重い」が合言葉』 こんな頭のおかしい企業があるとは。
ブラック企業と言われる企業ですら、そんな非人道的な合言葉は表立って出さない。
よくまぁ組合や従業員は何も言わなかったものだと思いますね。

その企業は、兵庫県の鉄鋼製造会社「パイテック」という会社で
桜井鉄工所の系列会社のようだ。

桜井鉄工所の発表によると
「2013年11月9日 午前10時50分頃 パイテック上月工場にて死亡事故が発生しました。
 本事故により、弊社社員1名が死亡しました。」とある。

そこで私が特に頭にきたフレーズが
「ご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し心よりお悔やみ申し上げます」だ。
お悔やみ申し上げるじゃないだろう「こんな事故を起こしてしまってごめんなさい」だろう!!
まるで他人事のように言ってやがる!!

現在は削除されているようだが、その桜井鉄工所のサイトには
「上月工場では、『納期は命より重い』を合言葉に、できるだけお客様の納期を優先し
 工程を調整しながら加工しております」と堂々と書かれていたそうだ。

命より重いものなど無いでしょう? 従業員の命より納期が重いのか?
この会社の経営者は、頭がおかしいとしか思えませんね。
普通、鉄工所という属性上、安全第一でしょう。
納期に納めるのは仕事上大事なことではありますが、
命と引き換えに納期を守るというのは、本末転倒だし、
そういう場合、納期を遅らせても、従業員の命を守るのが筋でしょう。

ホームページにそんな非人道的な合言葉を乗せていたくらいですから
取引先の企業にも何度もそんなセリフを吐いていたはず。
それを聞いても取引していた企業も、頭がおかしいでしょう。

桜井鉄工所とその系列の企業は、会社というものは何によって支えられているか
いやそれ以前に、よく言われるように「命は地球より重い」という事を
骨身に染みるまで知って、経営者の性根を入れ替えさせなければなりません。

本当に従業員の人たちは気の毒ですねー。
こういうのを本当のブラック企業って言うんですよ。


今日目に付いた記事:
 ・ほぼ試食せずに「名物料理」認定 公募の「やましなY級グルメ」
  これも違う意味で頭がおかしいよなぁ~

今日の気持ちステータス: 寒い

今日の一言:
 みなさん、暖かくしてお休みください。

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