闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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平凡な技術者の悲惨な末路

2008年03月24日 23時17分59秒 | Weblog
私は、本業以外にも、技術者と開発案件のマッチングの仕事もやっている。
仕事を探している技術者も少なからずいるし、
案件の方は五万とあるのだが、どうもうまくマッチングしない。
もちろん技術者の得意分野とそれに見合った案件がないという事もあるが
得意分野と案件の内容がマッチしても、まとまらない場合も多い。

その理由としては...単価と技術者の年齢が大きな障壁となっている場合が多い。

人材を確保したい案件側は、できるだけ単価を安く、スキルは高く
そして若いパワーのある人材を希望するし、
技術者側は、できるだけ単価は高く、そして開発スパンは長い方がいい。

単価については、大体業界で目安というものがある。
ソフト開発業界での単価は、あくまでスキル主体で決まっていて
一定の経験者以上は、余程他の技術者より優れたスキルがない限り
経験5年の人も経験20年の人も、単価にそれ程変わりがない。

問題は年齢である。

人材を確保したい側は、同じ単価なら、下手な処世術を身につけたベテランより
まだ社会人経験が浅く、素直に従ってくれる若い技術者の方が使いやすい。
それにいざという時は、体力勝負の仕事なので
若い技術者の方が体力があるので、少々無理なスケジュールでも
体力にモノをいわせて納期に間に合わせてしまいますからね。

進歩の遅い業界なら、過去の経験も十分生きてくるのでしょうが
私達の業界の進歩は早く、過去の経験よりも新しい技術習得が優先されますから
頭の回転が鈍ってきたベテランより、飲み込みの早い若い技術者が
ここでも珍重されます。

ですから30歳台後半になってくると、請ける事のできる仕事は激減します。
40歳台になるともっと厳しい状況に。
大企業の中でも、技術者の全員が管理職になれるわけではありませんし
平凡な一技術者では、ますます肩身の狭い思いをしなくてはならなくなります。
下手をすれば、一番最初に肩たたきにリストアップされます。

こうなってくると、もう技術一辺倒だけでは仕事にありつけませんから
別の何か、付加価値を身につける必要があります。
例えば、通信の知識については群を抜いているとか、
人の使い方や教育の仕方が、抜群に上手だとか。
破滅的人生を歩みたい自虐的な人なら、私のようにドロップアウトして
会社を創るのもいいでしょう

しかし、私の知っている限り、昔取った杵柄にすがりながら
仕事を探している30歳台後半以降の技術者は、考えを改めるか
別の道を模索した方が賢明かもしれません。
いずれにしても、平凡な技術者の末路は暗いでしょう。


今日目に付いた記事:
 ・am/pm、ヘルシー食品拡充 メタボ改善 医師と共同開発
  これについては、いいアイデア持っているんですけどね・・・

今日の気持ちステータス:
 教訓:とりあえずやる。それがいい結果を生む。

今日のオススメサイト:
 ・江田けんじNET
  私が注目している議員の一人

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