闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

手間をかける、又、手間がかかる喜び

2015年10月23日 21時07分51秒 | Weblog
ここのところ、トヨタを始めホンダも自動運転車を本格的に開発するというニュースが流れ、
政府も自動運転車に関する法整備に乗り出すとしています。

自動運転車が、実際に公道を走るようになったら、
最初は、様々なトラブルが発生するでしょうが、それらを乗り越えた先には
人為的なミスを排除した、より安全な自動運転車に進化するでしょう。
それは自動車という移動手段がより快適になるということですから
人類にとっては、とても良い事だと思います。

しかしながら、私の様な古い人間にとっては、全く面白味のない話です。
自分で操作するから、自動車でもオートバイでも面白いのに。
AT車などは操作する面白味が無いというのも
私が自動車に乗らない理由の一つです。

原付などは別として、排気量の大きいオートバイは、まだまだマニュアルが主流。
如何にコーナー入り口で減速、シフトダウンして綺麗にコーナーを曲がるか、
トラクションをかけながらコーナリングして、絶妙なタイミングでシフトアップする。
この一連の動作が面白い、だからオートバイ好きにワインディングはウケる。

勿論、自動運転車ではないから、コーナリングの失敗等のリスクはある。
人が急に飛び出してきたら、ブレーキングが遅れ、避けきれないかもしれない。
でも、そこはライダーとしての経験と勘を働かせて、
如何に事故を起こさないように走るか、というのを考えるのも面白いものだ。

やがて自動運転車しか知らない世代が増えると、人間が操作しなければならない自動車なんて
危なっかしくて乗れないと思うかも知れないが。そこは私、昭和生まれですから

特にオートバイなんて、趣味志向の強い乗り物ですから、
手間がかからないものなんて面白く無い。手間をかけてこそ趣味なんですよ。
オートバイの愛好者の中には、待ちのバイク屋なんかよりも
ずっと上手にメンテナンスできる人がゴロゴロいますよ。
何しろ、自分でエンジンをバラして、細かい微調整する人がいるくらいですから。

世の中、便利になるのは大変有り難い事ではありますが、
手間をかける、また手間がかかる喜びというか、
そういう苦労を楽しめるのも、人間の習性の一つではないでしょうか。


今日目についた記事:
 ・中国が2年前に月に置いてきたロボット望遠鏡が・・・なかなかやるじゃん
  中国は、本当に探査機を月に送っていたんだ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 自動化がすべて善とは限らない

今日読んだ本:
 教科書