闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

根本的なコンセプトを揺るがす企画

2012年12月20日 21時11分54秒 | Weblog
マクドナルド、60秒で商品渡せなければ無料券」企画としては面白いが
藤田さんが生きておられたら何と仰るでしょうかね?

私は、藤田田さんがご存命の時に、講義を受けましたが
大変苦労されて日本マクドナルドを大きくされてきました。
その努力は、米マクドナルドにも影響を及ぼす程の素晴らしいものです。

まぁ企業が生き残るためのセオリーはありませんし、法に触れなければ
何をやっても良いのかもしれませんが、私としてはやはりマクドナルドとしては
味と商品企画で勝負してもらいたいですね。

大体60秒という制限をつけていますけど、それにどんな意味があるのでしょうか?
それで藤田さんの最も美味しい状態で客に提供するという根本的なコンセプトを
クリアできるのでしょうか? 私は大いに疑問を持ちますね。

他の人は知りませんけど、私なんぞは早く提供されるより、
最も美味しい状態で提供して欲しいと思いますから、
このような企画はどうかと思いますね・・・
でも、その時間制限をクリアして、なお且つもし藤田さんの言っておられたような
最適な状態で提供できたとしたらあっぱれですけどね。

どーも最近、企業は焦るあまり、熟考する事もなく、
目の前の軽薄なアイデアに直ぐ跳びついているような気がしてなりません。
軽薄短小の世の中ですから、そんな悠長な事を言ってては生き残れないと
お叱りを受けるかもしれませんが、それは好調だった時にアイデアを温めて
今日の様な来るべき時に備えて来なかったからだと思いますよ。

「じゃぁあんたは備えていたのか?」と質問が来そうですけど、
答えは「備えていません」です、でもジタバタはしていませんよ。
ジタバタしなくても、とりあえず飯は食えていますので、
明日の飯の事より来年の飯、来年の飯より10年後の飯の事を考えています。

ちょっと前に「~の品格」というのが流行りましたが、
今、多くの企業が「企業の品格」を忘れているような気がします。
モノづくりで言えば、日本のモノづくり企業は、かつて他人の見えないところでも
しっかりモノづくりをしてきましたが、最近はかなり蔑ろにしています。

それでも普通に使えてしまうところが、素晴らしい所ではありますが、
そういう細やかな所まで行き届く心の余裕がないという事ですよ。
私は恩師の言葉を実践しておりますが「辛い時は笑う」です。
そして「笑う門には福来る」です。

まぁ大企業の経営者が私の様な事を言っていたら、会社がつぶれてしまうかも
しれませんけどね


今日目に付いた記事:
 ・竹島の日に政府式典、公明代表「避けるべき」
  やるべきですよ!大体、先に仕掛けてきたのは韓国側ですから、
  日本も主張すべき時はしっかり主張しないと。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 今調子だと日本企業の復活は難しいでしょうなぁ。