闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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ローマ法王の間違い

2010年10月29日 20時37分04秒 | Weblog
今日のCNN日本語版で面白い記事を見つけました。
『ローマ法王がホーキング氏に反論「宇宙は神の創造物」』という記事だ。

つまり法王の主張では「科学の役割は神の存在を明らかにする事である」
という事であり「科学者は世界を創造しているわけではなく、
それについて学び、まねようとしている」という事らしい。

まぁ現代科学では、解明できない不思議な事は世の中にたくさんある、
その代表的なものが宇宙創成の謎であろう、
現代科学が不完全なものである事を私は否定するつもりはありませんが、
だからといって「神が宇宙を創った」という理屈には、全く納得できません。

私が常々思っている事は、100年先か1000年先かはたまた1万年先か
わかりませんが、いつの日にか、科学は世の中の現象のすべてを解明する日が
必ず来ると思っています、もちろん人間の精神活動も、宇宙の姿も
そして何故人間が存在するかも、すべてです。
その時、「科学」という単語と「神」という単語が、同一である事を
万人が認める事になると思っております。
ただし「それまで人類が存在し続けたら」という条件付きです。

ただ現在科学というのは、全知全能の科学のほんの一部にしかすぎません。
現代科学のウィークポイントは「再現性」なんですよね。
基本的に再現できないものは、科学の対象としていません。
だから、UFOという科学の対象としない曖昧なものが存在するのです。
ここでいうUFOは、異星人の乗り物ではありませんよ!
「何かわからんけど、とりあえず空中に浮遊しているもの」がUFOです。
つまりそれを実験室などで再現できないし、数式でも再現できません。

話が逸れてしまいましたが...

ローマ法王は、過去にキリスト教が犯した間違いをお忘れになったのですかね
「それでも地球は回っている」でおなじみのガリレオ・ガリレイを
異端者と決めつけ、実際に名誉が回復されるまで200年余りかかっています
で、結果はガリレオ・ガリレイの地動説が正しかったじゃないですか。
その事実があるから、ホーキング博士を批判するのはどうかと思いますね。

いつの日にか、科学はイエス・キリストが目の見えない人を
見える様にした話や、立つこともできなかった人を歩かせた話などの
カラクリをすべて解明する事でしょう。
そしてそれが「神の仕業」ではなく、科学的論理である事を明らかにします。

とはいえ、私はたとえばイエス様の業績を否定するものではありません、
当時、そのように他人を導く心のよりどころが必要で、
その役割を果たされた功績は、世界史に残るような素晴らしいものです、
もし聖書に書かれた物語が事実ならばですけど。

最後に、ローマ法王は「人間ではない全能の知恵が存在し、
それが世界を支えていることを認めざるを得ない」と言われています。
しかし、それは私に言わせれば、科学の不完全さが原因であり
「全能の知恵」という幻想を作り出して逃げているにすぎないと思います。
と書いたらキリスト教の神様から天罰が下りますかね


今日目についた記事:
 ・「第三のビール」に増税論=国内メーカーは猛反発―11年度改正
  これを言い出したのは、さぞかしマヌケな奴に違いない

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 最後に勝つのは科学だ