闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

偽カツマー

2010年01月18日 17時45分13秒 | Weblog
今日のYahooニュースの「雑誌記事」に
職場で暴走中偽カツマー」という記事が掲載されていた。

偽カツマー!そう!ご想像の通り勝間和代さんの著作に影響を受け
「実力もないのにプライドが高く、仕事を断り、口だけ達者な社員」
勝間さんの説いている方法や考え方を誤解している連中だ。

でも、このような現象は今に始まったものではありませんな、
昔から、読む側が勝手に自分に都合よく解釈して、
モンスター社員になるバカモノもたくさんおります。

私の知っている人には、「イノラー」がいますよ
現東京都副知事である猪瀬直樹氏の著作に影響を受けただけでなく
その所作も猪瀬直樹氏に影響を受けているようで、
すぐに眉間にシワを寄せて大声で怒鳴る事が多くなりました。
まぁ誰かに影響を受けて、少しでもその人に近づきたいと思う事も
多々あるとは思いますが、誤解はいけません。

大体、他人がやって成功したからといって、それを丸々真似たところで
同じように成功するかどうか分かりませんよね、
生きている文化的背景も異なるし、生理的反応も違うわけですから
その人と同じになれない事は容易に分かるにもかかわらず
表面的に真似るだけで、同じようになれると考えている浅はかさ

そういう人たちがいるから、勝間さんや他のコメンテーターや
文化人といわれる人たちのノウハウ本が売れるわけだ

私が以前通っていた起業家塾の塾長は、言わずと知れた大前研一氏、
私が尊敬申し上げている人の一人ではあり、大前研一氏の著作は
数々読ませて頂いておりますが、その大半は私には役に立ちません。
何故なら、氏の考えられておられることは、
壮大すぎて私には理解できないからです。
それを表面的に真似たところで、鵜の真似をする烏になりかねません。

結局、その中から自分のできそうなモノをチョイスし、
自分の環境に応じて噛み砕いて自分のモノにする事が
大変大事な作業であり、それが「本当に理解できた」という事でしょう。
また、一人に傾倒するより、数多くの人の意見やノウハウを知ったほうが
見識も広がるし、著者を批判的な目で見る事もできるし
結果的に、自分が考える事も多くなりますから、その分賢くもなりますしね。

いずれにしても、他人の猿真似は、所詮、猿真似の何モノでもありませんよね


今日目に付いた記事:
 ・小沢氏に聴取再要請、陸山会4億円で…東京地検
  私もこれは小沢さんが応じるべきだと思いますね。
  事情聴取で、しっかり自分の意見を述べるべきですよ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 まだ猿真似ならマシな方で・・・