闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

素晴らしいビジネス

2010年01月05日 21時13分47秒 | Weblog
毎年、初詣客数のベストテンが発表されますが、多分、今年も大きく順位に
変動がないでしょう、特にベスト4は多分不動だと思います、
明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師、伏見稲荷大社でしょう。
ニュースで、初詣のニュースが流れるたびに、それらの参拝客の映像も流れます。

それを見て、ふと思ったのですが...「おみくじ」

これは、ビジネスとしては素晴らしいものですよ!
何故なら、売り込みをせずとも客が寄ってきますし、リピータも多い、
また、その内容が当たろうが当たるまいが関係なく、
「当たっていない!」とクレームをつける人はまずいないでしょう
他の製品だと、パッケージに書かれている内容と、
実際の製品の色が少しでも違うだけでも、クレームが必ずくるのにね。

しかも品数は少なく、大まかには通常7種類、即ち...
大凶、凶、吉、末吉、小吉、中吉、大吉でしょう?!
客が大吉が欲しいと思っても、別の製品「大凶」を渡される場合もある。
それでも客は、いやいやながらも納得させられてしまいます、
他の製品で、客の望むモノ以外を渡したら大問題になりますよね。

またおみくじを引く棒は、使いまわしでしょう、何んと安がりだ。
あとは、おみくじを大量に印刷するだけです。
まぁもっとも、おみくじが売れるには、神社自体の知名度にも
大きく左右されますから、まずそちらが先決ですね

正月3が日くらいは、おみくじを巫女さんなど人間が売るとしても
おみくじ発行システムは、機械で自動化できるところも、
売る側にメリットがありますね、電気代は人件費よりずっと安い。

例えば伏見稲荷大社では、おみくじ1回200円です。
この際、初期投資分は考えない事にすると・・・
3が日の客が250万人として、例えばおみくじ購入者を少なく見積もって
初詣客の1%=2.5万人が、おみくじを買ったと仮定すると
売り上げは500万円、あの大して高級でないむしろ向こうが
透けて見えるような薄っぺらい紙に、モノクロ印刷したものですから
印刷に大した経費はかかっていないでしょう、
黙って座っているだけで、かなりの純利益が出ているはずです。

これが、誰も行かない過疎地の神社のおみくじだと、こうは行かない。
どちらも紙にランダムに印刷された文章だけにもかかわらず
同じ文言が書いてあったとしたら、伏見稲荷大社のおみくじの方が
あたかも有難いような気になるところに、この商売のミソがあるのでしょう。
また、単に人通りが多いところにおみくじ販売機を置いても駄目ですね、
商売繁盛の神様である神社のおみくじというところにもミソがありますね。

やっぱり企業法人より、宗教法人の方が儲かるんですかね...


今日目に付いた記事:
 ・10大リスクに「日本」、首相を酷評…米社
  リーマン破綻に代表されるてめーんとこのマヌケなマネー主義を
  どうしてリスクに入れない?! それこそがマヌケなリスクの欠如や!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 商売も温故知新