闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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本当に必要なの?ODA満額

2008年08月22日 10時57分07秒 | Weblog
今朝のasahi.comの記事、「ODA概算要求、13%増 外務省原案
総額は前年度比10%増の7471億円なのだそうだ。
もちろん海外に対して、責任を負っている事は理解していますが
国民生活が疲弊する中で、消費税引き上げ論議をやりつつ
物価上昇に対しても有効な手も打てないのにもかかわらず
ODAが前年度+10%というのは、どうしても納得がいきませんね~。
大体、現在のODA総額の満額は、ばら撒きでなく、本当に必要なの??

アフリカの国々への先行投資や最貧国への援助という名目でのODAは
百歩譲っても、将来、どういう方法で投資した資金を回収する戦略なのか
全然見えてきませんし、回収する意思すら見えてきません。
いまだ安保理の常任理事国入りという幻想を念頭置いて、
ODAという金のばら撒きをやっているのならとんでもない!

大体、日本を会社に置き換えたら、倒産寸前だという事を
役人も政府も、本当は全然理解していないか、
裏でプールしている金があるので、実は余裕があるのではないのか!?
いずれにしても、国民を裏切った行為である事は間違いない。

今後も原油価格が大幅に下がる見通しはない上、
水産資源などが地球規模で減少する中で、食料資源の奪い合いが激化しているのに
日本ではエネルギー問題にしても食糧問題にしても、
政府の打ち出している政策では、明るい展望が全くない。

「食料自給率を50%に上げる」とは言っていますが、
具体的な話は全然出てこず、「これから検討します」とか「来年度から」とか
危機意識がないような、やる気が全く見られない反応ばかりだ。
そういうと「すぐによいアイデアが出るわけがない」と反論するだろうが
その対応の遅さが、窮地を作り出している事に全く気づいていない。
そりゃぁ今日明日ではアイデアも出てこないが、専門家が一生懸命考えたら
3ヶ月もすりゃぁ少しは実用的な何も出てくるのではないでしょうかね。

政府も役人も「やります」という応えをしない場合は、
どんなに前向きな返答に聞こえても、「やらない」という事ですからね。
「検討します」「善処します」「諮ります」・・・これらはやりませんですから。

日本も世界への対面というものがあるものの、自国の事情をもう一寸考慮し
血を吐きながら走るような行為はやめて頂きたいと切に願いますな。
ODAを半分にしたら、どれだけの高齢者や生活困窮者が助かる事か。


今日目に付いた記事:
 ・経済対策、政府に「15カ月予算」案 秋の大型補正封じる狙い
  もういい加減、政治的な駆け引きや選挙目当ての目線ではなく
  国民目線で決めてもらいたいものだ。といってもマヌケ揃いですからね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 現代版、武士は食わねど高楊枝