闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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暗辛実減内閣

2008年08月02日 12時36分59秒 | Weblog
改造内閣の顔ぶれが発表されました。
近年に見ない素晴らしいバランスの取れた顔ぶれだと思いますね。
何故なら、小泉政権で壊されたはずの派閥均衡人事が見事に復活し
派閥のバランスが何とも絶妙で素晴らしいですよ。

この人事で、福田さんは「私は改革の意志はありません」と
国民に対して明確に表明したようなものです。
この顔ぶれで支持率を上げたいというのは、少々虫が良すぎるでしょう。
みんな官僚に洗脳された消費税アップ派の面々ではありませんか!

良し悪しは別として、小泉~安部政権で断行した改革的手法を見ているだけに
今回の内閣改造の結果、様々な面で後退感がありますね。
そう感じるのは私だけでしょうか?
総選挙をにらんだシフトになってとマスコミの一部は報道していましたけど
もし多くの国民が私と同じように感じているなら、
このシフトは逆効果というものですよ。

今朝のワイドショーの街の声を聞くコーナーで、一番多かった意見は
「内閣を改造するのもいいし、消費税を上げるという方向でもいいけど
 とりあえず早く総選挙をやってくれ」という意見。
これは即ち、政権交代を期待している事は明らかですね。

確かに郵政民営化の時以来、選挙が行われていないのにも関わらず、
確か政権が2度替わり、内閣改造も2度行われている、おかしいですな。
国民の意思が反映されないうちに、政府の顔ぶれだけがコロコロ換わります
一企業じゃあるまいし、これがまともな民主主義とは到底思えない!
こういう自体を認める法には、大きな欠陥があると思いますよ。

「安心実現内閣」ね・・・政府が「安心」というどうしても信じられないし
「実現」で国民が望むような事が実現された記憶がない。
暗辛実減内閣」なら納得もできますがね
ひょっとしたら福田さんは「暗辛実減内閣」と言ったのに
それを聞いた記者が「安心実現内閣」と誤解しただけかもしれませんな。

それにしても分からないのが、麻生さんが幹事長を引き受けた事。
麻生さんの事だから、裏の裏を読んでの事だろうが、前回入閣を固辞したのに。
福田政権下で総選挙が行われるだろうし、現在より議席が減るのは必死。
そうなると幹事長の責任問題も出てくるのにね。
それでも何かメリットがあるから引き受けたんでしょうけど・・・謎だ。


今日の目に付いた記事:
 ・米新車販売、日本勢がビッグ3を初の逆転 7月
  原油高騰の影響がこういうところにも出てきているんでしょうね。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 単なる役者の挿げ替えは、税金の無駄遣い