3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

新型コロナウイルスの脅威 11 教育の危機

2020-04-29 13:08:58 | 病気
新型コロナの襲来であらゆる生活が制限されている。
そもそも車でディズニーランドに行くとか湘南に繰り出すとかそういう余暇の過ごし方は時代遅れなのではないか。70年代の文化なのでやめたほうがよい。
みんな自粛生活に飽きてきて、いつ緊急事態は解除されるのか、とか、早く解除されなければ経済が危機的状態になる、と心配する声もある。
このウイルスは日本の忖度官僚政治のやり方などまったく通用しないので、今までどおりのやり方では感染拡大するばかりである。
実際、地域的には医療崩壊の危機に瀕している。
5月6日の連休明けに解除されるわけないと思う。急いてはことを仕損じるのである。

ここはもうドンと構え、国地方自治体は税金を大量に投入し、国民の生活を守るしかないだろう。
非課税世帯等は別として、中間以上の、富裕層、大企業や公務員のようなある程度の賃金が不況でも支払われる層から税金をたっぷりとって、その分を低所得層の生活保障にまわすべきだろう。
ウイルスは富裕かどうかに関係なく感染するので、もっとも医療は富裕層に有利であることに違いないのだが、感染力が強いこのウイルスは富裕層であっても脅威に晒すのだから、もう、金の力で何とかするという発想は時代遅れ。あらゆる社会階層に広く感染対策を打たねばならないのである。
今ここで問題になっているのは子どもたちの教育である。遅れに遅れている。先進国どころか途上国でもオンライン教育にシフトしているのにわが国な無能というほかはない。オンラインにシフトできずに右往左往している姿は、文科省の頭の固さを象徴している。

文科省は世界一時代遅れの省でその下部組織である教育委員会も世界一時代遅れなので、オンライン授業なんていうものについてまったくついていけてないらしい。対面式しか単位を認めないとか、ばかじゃないかしら。

after COVID-19の世界はwith vuirs なのでもう40人とか一斉にスクール方式なんて無理である。
かつてのように寺子屋方式にしたらどうか。
地域に根ざしてローカルに学校をやる。子どもの食の保障を確保し、必要なら朝食も夕食も提供する。
和気藹々の小規模な学校というスタイルで、教育保障し、後はオンラインで子どもの発達に応じて座学を提供するとか、世界とつなげる教育とか。
コロナ以後の世界では、明治以降の立身出世主義の教育は限界、まったく新しい発想にもとづくITを駆使した世界とつながるような新しい教育のスタイルがもとめられているのではないだろうか。

コメント
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