3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

AKBフィーバー:日本の男は、いつまで高校生気分なのか

2012-08-28 12:48:21 | 現代社会論
48人の若年女性たちがアキバで歌って人気だそうだ。
仕掛け人は秋元なにがし、ずっと昔、おニャン子クラブでヒットしたものだから、柳の下のどじょうで、意外にもまたもや儲けているらしい。
おニャン子クラブにしてもAKBにしても、日本の男はロリコンかと思う。若い男性のみならず、おじさんまでファンだというのだから、やはり日本の男の女性観は、若けりゃいい、畳と女房は新しいのに限る、の精神が染み付いているとしかいいようがない。
到底AKBには不似合いなオヤジ諸君もファンであるというのを聞くとホントびっくりする。

注 このあいだ、あるところで、若い者のかくし芸のようなものを見る機会があり、若い男性たちがグループでうたっていたので、「これって嵐?」と間抜けなコメントをしたところ、そこにいたオヤジが「AKBですよ、AKB!」と得意げにのたまった。おおかたファンなのだろうと思い、以来、その人の評価が変わった。


こういうと女性にも人気ですという反論があるが、そういう女性たちも、20歳になると年取ってるんでというようなことをいって、空いた口がふさがらない。
世の中どうなっているのか。超高齢社会において、高齢者が増えているから、減少している若者は若いというだけで希少価値があるってことなのだろうか?

猫も杓子もアイドルを中心にして、わいわいやって、日本はこれからどうしようとするのか?

フランスでは30代の女性閣僚がいる。おニャン子だかAKBだか知らないが、わいわいやっていて、こういう雰囲気のなかから本物の人材が生まれるのだろうか。
芸能界で生きるのではなく、世の中のためにがんばろうっていう女性たちがこういう騒動にも似た雰囲気のなかで育つのだろうか?

性や年齢や容姿やスタイルに関係なく、実力を発揮できる社会をめざしていたのではないだろうか。しかし、昨今の状況をみると、プチ整形だのくびれがどうしたのとか、つけまつげなど、どうでもよいことに若者が精力を使いすぎる。車中でも化粧したりブラッシングするような不届きものが多い。おばさんもやっている。おじさんも変なのが多いが・・・。

なりふりかまわず、未来を語る若年女性48人に会いたいものだ。
アイドルに費やす時間と労力と金力があるなら、東北やフクシマの支援に回したほうがよっぽどいいだろうに!



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 95年という大転換点ー95年か... | トップ | 残暑厳しいとはいえ、風はす... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

現代社会論」カテゴリの最新記事