3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

シリア難民:日本はどう対応すべきか

2015-10-04 13:06:35 | 現代社会論
シリアの方々が遠い日本を選んでくれる可能性は低いと思うが、もし、お越しいただくことになるとして、日本はどう対応すべきか。

まず、積極的平和主義の行動のひとつとして、シリアの紛争を鎮火させるためのあらゆる平和的手段にコミットする。
武力以外の方法で外交的に国連や米、露などとの連携でとにかく、紛争を収めるために経済的外交的な手段をフル活用することが大切だろう。

第二に我が国に受け入れる場合の方法であるが、
少子高齢化社会で人口激減なので、多くの労働力を必要としているので、そういう意味では、大いに受け入れてもよいと思うのである。
ただし、来て下さるのなら、日本文化が好きな人をお願いしたいのである。仕事を求めてだけでなく、
長く日本に定住して日本の歴史文化や伝統になじむそういう方々に来ていただきたいと思うのである。

宗教的な対立が国内でおきてしまうのはよろしくないので、
できれば、仏教など、我が国独自の自然崇拝の生活様式を受け入れなじむ、そういう宗教的柔軟性を持った方々であると受け入れやすい。

地方の人口急減している村や都内の様々なところに住んでくれて労働力として貢献してくれるのなら歓迎するし、教育や年金医療福祉などの社会保障制度にも入っていただいて日本の人として、仲間になっていただけるのなら、ありがたい。
我々はというか少なくとも私は歓迎したいのである。

日本的生活様式になじむそういう柔軟性を持っている人であるとありがたいのだが。
日本語をしゃべり、お箸の文化で、四季折々の季節を楽しむ私たちの文化を理解してくれる人なら。

シリアの人が固まって住んで地域の人と交流しないでいる、貧困地域に固まって住んで・・というのは殺伐としていてうまくいかない。
なんとかよい包摂の在り方を編み出す必要があるだろう。

日本の保守的な地域社会が受け入れるわけないと思うのだけど。

なかなか難しいというのが本音だろう。




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