3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

再スタート!2020東京オリンピックのエンブレム候補作品がでましたね。

2016-04-09 12:15:43 | 現代社会論
エンブレム4作品がでました。
どれも前の佐野研二郎のものよりはるかに素晴らしいもので、どれになっても私は文句いいません。

なかで、AとDが好きですね。

Bは月並みな感じ、Cは風神雷神という発想はいいけれど、新体操のエンブレムのように思えて、他の競技のイメージがわかない。

Aはモダンかつ江戸っぽく、いいなあと思うが、やや華やかさに欠ける?したの五輪の色をもう少し大きくするといいかも。
でも、この怜悧な感じがかえっていいなあと思うのである。

Dは朝顔、モーニンググローリーだなんて、結構粋かも。江戸っ子はAとDに反応するよね。
タオルとかバッジとかほしくなるよね。

それにしても、宮田東京芸術大学学長のまとめ役は適任だったのだろうと思う。
この人のキャラクターはすばらしく、万人が納得する雰囲気を不思議ともっている。
さすがに個性的で天才のあつまりである一筋縄ではいかぬ芸大の教授会を仕切ってきたのだから当然かもしれない。
その実績があるからだろうか、エンブレムの選考過程の透明性は抜群である。

そして、4作品。

どれになるか楽しみである。
こういうわくわく感を演出する仕掛けも宮田学長だからなのか?
ほめすぎ?

広告代理店主導の出来レースなんて、しらける。
これからも広告代理店主導の商業主義に汚染されたものの決め方だけはやめてほしい。

時間が少々かかるが、こういう民主的な決め方がよいのだ。
それが少子高齢社会、借金で首が回らないという悩みはあるがそうはいっても高度に発達した成熟した社会、日本のやり方であり、途上国のお手本だけでなく、先進工業国のお手本にもなりうるやり方なのではないだろうか。


環境配慮の江戸の暮らし方をモデルにすれば、AとかDが別の発信力をもってくる。
やはり、AかDになってほしいなあと思うのである。





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