3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

東大入試の怪- 東大離れが進むかも

2012-10-25 12:16:00 | 現代社会論
日経の大学開国(1)に東大入試の合否が小数点第4位までだして判定するとあった。有能な人材は小数点に泣くなあと思う。

日経の記事は次のとおり。

センター試験の成績を圧縮して2次試験と合計するため、得点は小数点刻み。合格ラインには100人以上がひしめき、小数点第4位まで出して判定する。論述式が多い2次試験も採点が細かく分かれ、小さな表現の違いが合否を左右する。

 疑問の声は絶えない。採点結果を開示請求し0.15点足りなかったことが分かった男子予備校生(19)は「合格者との違いは運」。浜田純一学長も「小数点以下の得点差で合否を決める公平感だけでいいのか」と語る。


東大はセンターの科目がとにかく多い。文一など多すぎるが仕方ないか。
しかも、それで得点しても、圧縮されるので、センターには本当に苦労するようだ。
本試は論述なので、1点2点をどうやって獲得するか、勝負だ。

合否はまったく運のようなものである。
上の3分の1は不動かもしれないが、あとは、流動層である。

不運にも不合格となったものは、浪人するか、早慶で涙をのむか、他大学たとえば、一橋などの後期に挑戦するかとなる。

東大にこだわらないことである。欧米の大学に行ってしまうという手もある。
高校生諸君には、東大以外の選択をぜひして欲しいと思う。

小数点で合格したものも不合格となったものも能力に違いはないのだ。
結局、東大でも上の三分の一ぐらいがものになるのであり、あとは、たいしたことないような気がする。

逆に涙を飲んで早慶や一橋後期にいったものたちのその後はどうか。やはり、力があるものは社会のなかできちんと結果をだし、頭角を表しているように思える。

ノーベル賞出せない東大、あやしい研究員をかかえている東大、最近東大の株は落ち続けていて、京大の株があがっている。
神戸大や大阪市立大学などの株もあがっている。
地震がくるかもしれないから地方の高校生にとって東大は危ないところだ。これから東大離れは加速するのではないかと思う。










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