第160回直木賞
真藤 順丈の 「宝島」が 受賞した。
そして、2月24日、辺野古新基地移設を問う県民投票が実施され、開票の結果、実に72%の反対票という圧倒的多数による辺野古移設「NO」の民意が示された。辺野古移設に賛成という票は全県合計でも19%にとどまり、大票田の那覇市、沖縄市、浦添市でも軒なみ20%を大きく下回った。従来保守的とされる郡部、離島部でも賛成票は伊是名村の35%弱が最高で、沖縄の全市町村で賛成票が35%を上回った自治体はただのひとつもなかった。
蓋を開けてみれば、反対派は、圧倒的物量ともいうべき優勢で賛成派を粉砕し、基地移設反対派の圧勝で県民投票は終わったのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沖縄を真剣に考えるべきである。
筆者は基本的に辺野古は環境破壊で反対。
普天間を縮小して、分散しつつアメリカ政府とまじめにこの問題を議論すべきなのではないか、と思う。
土砂が流れ込む映像をみるたびに胸が痛む。
こうまでして辺野古に固執する必要があるのだろうか。
先日、フジTVのプライムニュースでアメリカの海兵隊の人が出て話していたが、いろいろな裏事情もあるらしい。
辺野古の滑走路は小さくて普天間の三分の一ぐらいで使い物にならないといっていた。
本当なら大問題である。普天間をどうやって縮小するか。
沖縄は戦後、われわれの重荷を背負ってくれて、その犠牲の上にわれわれの平和の状態がいろいろな意味において可能になっているが、もう、沖縄も堪忍袋の緒が切れたのだ。犠牲を強いることはできない。
自民党の連中は一地方自治体が日米の国家間の話に入り込むなという。なんという傲慢さ。
三者会議が必要だと思う。
とにかく、このまま沖縄を置き去りにできない。
県民投票の結果を「真摯」に受け止めるのなら、態度で示してほしい。
それは、普天間を縮小して、辺野古はやめて、第三の道を探すしかないのである。
そういう知恵を絞るやり方を沖縄の人と一緒にわれわれは議論し沖縄の人が納得できる結論を引き出すしかない。
逃げ回り無視を続ける安倍政権はひどい。
こんな品のないやり方は許せない、がまんできない。
全国民が沖縄を真剣に考える時なのである。
真藤 順丈の 「宝島」が 受賞した。
そして、2月24日、辺野古新基地移設を問う県民投票が実施され、開票の結果、実に72%の反対票という圧倒的多数による辺野古移設「NO」の民意が示された。辺野古移設に賛成という票は全県合計でも19%にとどまり、大票田の那覇市、沖縄市、浦添市でも軒なみ20%を大きく下回った。従来保守的とされる郡部、離島部でも賛成票は伊是名村の35%弱が最高で、沖縄の全市町村で賛成票が35%を上回った自治体はただのひとつもなかった。
蓋を開けてみれば、反対派は、圧倒的物量ともいうべき優勢で賛成派を粉砕し、基地移設反対派の圧勝で県民投票は終わったのである。
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沖縄を真剣に考えるべきである。
筆者は基本的に辺野古は環境破壊で反対。
普天間を縮小して、分散しつつアメリカ政府とまじめにこの問題を議論すべきなのではないか、と思う。
土砂が流れ込む映像をみるたびに胸が痛む。
こうまでして辺野古に固執する必要があるのだろうか。
先日、フジTVのプライムニュースでアメリカの海兵隊の人が出て話していたが、いろいろな裏事情もあるらしい。
辺野古の滑走路は小さくて普天間の三分の一ぐらいで使い物にならないといっていた。
本当なら大問題である。普天間をどうやって縮小するか。
沖縄は戦後、われわれの重荷を背負ってくれて、その犠牲の上にわれわれの平和の状態がいろいろな意味において可能になっているが、もう、沖縄も堪忍袋の緒が切れたのだ。犠牲を強いることはできない。
自民党の連中は一地方自治体が日米の国家間の話に入り込むなという。なんという傲慢さ。
三者会議が必要だと思う。
とにかく、このまま沖縄を置き去りにできない。
県民投票の結果を「真摯」に受け止めるのなら、態度で示してほしい。
それは、普天間を縮小して、辺野古はやめて、第三の道を探すしかないのである。
そういう知恵を絞るやり方を沖縄の人と一緒にわれわれは議論し沖縄の人が納得できる結論を引き出すしかない。
逃げ回り無視を続ける安倍政権はひどい。
こんな品のないやり方は許せない、がまんできない。
全国民が沖縄を真剣に考える時なのである。