3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ビートルズの思い出:Can't Buy Me Love

2016-06-26 15:13:21 | 日記
最初に買ったビートルズのレコードはイエスタディ、LPは
ビートルズ「オールディーズ」だったか。
B面からなぜか聞いて、Can't Buy Me Loveにやられてしまった。

(A面)
1. シー・ラヴズ・ユー
2. フロム・ミー・トゥ・ユー
3. 恋を抱きしめよう
4. ヘルプ!
5. ミッシェル
6. イエスタデイ
7. アイ・フィール・ファイン
8. イエロー・サブマリン
(B面)
1. キャント・バイ・ミー・ラヴ
2. バッド・ボーイ
3. デイ・トリッパー
4. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
5. 涙の乗車券
6. ペイパーバック・ライター
7. エリナー・リグビー
8. 抱きしめたい

それから、ほとんどのLPを買い、それらはすべていまだに実家に眠っている。
わが青春のLPたち。

それまでは、シューベルトの冬の旅を愛し、シューベルトのピアノ曲を練習していたのだが、それからはビートルズのコピーに明け暮れた。
懐かしい日々である。芸大指揮科ではなく、社会科学をめざすことになった。
ビートルズとその時代に生き、若者が取り組むべきは、社会問題の解決に取り組むこと、反体制的な視点を身につけたからかもしれない。

ビートルズ好きの友人たち、今どうしているだろう。
ビートルズで英語のお勉強をしていた友人の一人は、外国語学部に進み国際政治を志した。

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ビートルズ来日50周年記念 

2016-06-26 14:46:09 | 日記
昨日、NHKでビートルズ来日50周年の番組をやっていた。
お若い歌手たちが、あれこれしゃべっていた。

財津和夫、アルフィの坂崎幸之助と村治さん、橋爪先生は理解できるが、あとはどうでもよい人々だった。
司会の若い女性なんか、何にも知らずに来ちゃったという感じで、不快。
もう少しまともな人をおねがいしたいものである。

解散する前から知っている人でないと今一つなんだよね。

それでも、ファンなので、少しは楽しめた。

ビートルズファンは大勢いるし、文化論から攻めたっていろいろやれる。
たぶん、作っているNHKのディレクターが知らない世代の人なんだろう。

良かったところは、英語と日本語の歌詞がでるのでああ、そういう歌だったなあと。

戦後世代はみんなビートルズの洗礼を受け、それを経て、今があるんだ。

教科書でイエスタディを学んだ人なんて、なんなんだよ。そんなガキが語れるのか!と吠えたくなる。

歌そのものの美しさ、かっこよさもさることながら、あの時代をもっと知ってほしいと思うんだがどうだろうか。








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英国のEU離脱の衝撃 イギリスを他山の石とすべし

2016-06-26 14:11:46 | 現代社会論
イギリスが国民投票の結果、EU離脱を決めた。
世界に衝撃が走る。

離脱に投票した人は、小さな自分の周りの問題にのみ気をとられ、世界に自分の投票行動がつながっていたことを知らなかったのだろう。今になって何をおもうのか。

グローバリゼーションの波はシティだけでなく、国の津々浦々まで浸透している。
それを自覚しているかどうかはわからないが、とにかく無知としかいいようがない。離脱に投票した人たち。

ブリテンが一番とおもっていても、この離脱でもうそうじゃなくなる。
ということを離脱派はわかって投票したのか?
甚だ疑問である。

この先、スコットランドが独立して、EUに残るという選択をし、北アイルランドはどうか・・・、かつての大英帝国は崩壊の道をたどるのであろうか。
ヨーロッパの政治的、経済的不安定性はなんとしてもとどめなければならない。不安定性は反平和的状況を作り出してしまうから。


大卒者は残留で、学歴が低くなるほど離脱に投票したという分析がある。
また、ロンドンは圧倒的に残留で、地方は離脱。

EUの恩恵を実感できない層=低学歴でよい仕事に就けず、移民に仕事を奪われて貧しい生活を強いられている人々の不満が離脱を選ばせたのか。

世界の動向を知らずに小さな地方都市に暮らしていれば、大衆迎合主義にまさに「大衆」は迎合するのである。

学歴が低ければ、EUが戦後の反省のもと、どのようなものを目指してきたのか、ヨーロッパの統合ということがいかに重要かを知る由もないのだろう。
世界を知らずに生活しているもののは離脱などという新しい動きにすぐ乗ってしまったのだろう。

結局、離脱という選択により、離脱に投票した人ほど、そのマイナスの影響を受けやすいという皮肉。

格差社会、富める者はますます富み、貧しい人は固定化し浮上できない。
しかし、貧しい人が増えれば、少ないエリートも数の論理に負けてしまうのだから、仕方がない。

あらゆる層が平等に上質な教育を受ける機会を得る必要があるということである。
貧しい人がろくにまともな教育を受けていなければ、まともな選択はできないということである。富の一極集中はよくない。
世界の情勢を読み、ヨーロッパの統合や人権、平和ということをまじめに国民各層が自分の言葉で語れるような国でないと結局だめなのである。
一部のエリートがいくら有能で外交や経済を動かしても、最後の投票行動ですべてはおじゃんである。

日本もイギリスを笑えない。イギリスを他山の石とすべきである。
我が国も大衆迎合主義が跋扈しているように思えるからである。


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