3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

6月のバルコニー便り

2016-06-02 13:31:58 | 日記
明るい陽射しのなかで、我が家のバルコニーでは、アジサイが満開である。
ダンスパーティというアジサイ、華やかで美しいのだが、これが今満開である。
それに、本流の白とピンクのアジサイが後を追うように咲いている。
アナベルというのもあり、これは楚々としていて、涼やかな白レースのようなアジサイである。

姫スイレンが一つ、咲き、夕方にはもう閉じている。
控えめな花である。

イロハモミジ、ぐんぐんと伸びている。

そうそう、クチナシが一つ咲いて強い香りを放っている。
いくつものつぼみがあるから、これから毎日のように咲いてくれるのだろう。

皇帝ダリアは両手を広げながら、強い主張をしている。
花はずっと先で11月から12月になるようだが、今から私はここよ、お忘れなくと毎日訴えている。

もうすぐ、桔梗が咲きそうである。
いくつもつぼみがあり、膨らんでいる。

いいなあ、6月の我が家の庭の風景。

6月にしては、空気はカラッとしていて、まるで、コペンハーゲンに行ったよう。
どこまでも高い空、乾いた風に吹かれていると、嫌なこともみんな一瞬ではあるが、忘れられるような気がする。

草花を育てることで人の心は慰められることをしみじみと感じる今日この頃。



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消費税の延期は命取りである

2016-06-02 13:23:15 | 現代社会論
安部は消費税の延期を決めた。
伊勢志摩サミットを利用し、リーマンショック以前の経済状況だとかなんとかいって、国内向けに消費税の延期のアリバイを作って、なんてひどいやり方だろう。

消費税をあげなければ、社会保障はもう持たないところまで来ているし、国の借金はますます膨れ上がるばかり。

高齢者の貧困、子どもの貧困、介護士や保育士の給料をあげなければ、少子高齢社会はもうもたないのである。

社会保障の充実が社会不安を取り除き、景気の回復につながるのではないのか。

介護や保育に従事する多くの働く人の給料が上がれば、消費に向かうだろうし、
親の介護や育児に時間をとられず、社会で女性たちが働けば、経済的な効果は上がるだろうに。

目先の人気取り政策で消費税延期をしても、後でその付けを払うのは、減税をいっている人々だったりするわけで、世の中矛盾に満ちている。

税金を払わないで安心安全の社会が築けるわけではないんだから、消費税でも所得税でも上がるのは仕方ないのである。

日本の人々は税の仕組みや社会保障の仕組みについて無知すぎる。

消費税を延期するのを歓迎する意見をみるにつけ、どういう社会を作ろうとしているのか、バカじゃないかと思うのである。

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