3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

第3号被保険者の問題―払ったとみなす?なんてありえない

2011-09-29 17:55:48 | 現代社会論
「厚生労働省は29日、サラリーマンや公務員世帯の専業主婦が、夫が支払う厚生年金などの保険料の半分を払ったとみなし、夫が受け取る厚生年金などの受給額の半分を妻の基礎年金に上乗せする仕組みに改める方向で検討に入った。」とのこと。

夫が支払う厚生年金などの保険料の半分を払ったとみなし、夫が受け取る厚生年金受給額の半分を妻の基礎年金に上乗せ?!だって。絶対反対。

貧しい母子世帯の母親はその恩恵を受けることはできない。
自らの年金は自らで払おう。

専業主婦優遇は高度経済成長時代の遺物である。
よって、3.11以後の日本にはふさわしくない。

震災不況で、夫婦ともに働かなければ生活が成り立たない、あるいは、夫失業、妻就労で家計を支えるという世帯も増大しているはずだ。
サラリーマンや公務員という安定した職をもつ世帯の専業主婦になぜ優遇措置をとるのか、政府はなにを考えているのか?
これを考えている人たちは、専業主婦をもつ男どもか?

払ったとみなす?そういう不透明なことはしてはならない。
専業主婦は地域貢献してボランティア切符でも発行して、それを保険料にするなどし、なんらかの形できちんと保険料を払うべきである!
コメント
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