3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

傷だらけの日本ーどじょう内閣よしっかりせよ

2011-09-22 08:45:10 | 現代社会論
台風一過、東京はすばらしいお天気だ。
昨日の遅れを取り戻すべく、早朝より仕事。
路上にでると、もう、落ち葉を掃除しているおばちゃんに遭遇。おはようございます。いつもありがとうございます。

昨日、台風の強風のなか、諸事情により外出し、結局一番ひどいときに帰宅することになってしまった。カッパ来ていてよかった。カッパじゃなければ傘が破壊されただろうから。
TVで新宿や池袋、品川の映像が流れていた。3.11の経験、帰宅難民経験があるので、どこの会社も帰宅命令をだしたらしい。けれど、結局、首都圏の鉄道はマヒしてしまった。

黙々とタクシーやバスの列に並ぶもの、また、あるものは、駅構内の階段に整然と座って、パンを食べ空腹をしのぎ、あるものは近くのレストランで食事をし、そんなこんなで4~6時間かけて帰宅とのこと。

大震災津波、台風・・傷だらけの日本、それでも働く日本人、槍が降ろうが12時に帰宅しようが、次の日は、いつものように5時に起きて仕事に向かう。
低賃金にも文句をいわず、バカな上司のやりかたに腹を立てつつ、無能な部下をどなりつけたい気持ちをおさえつつ、それでもけなげに働き続ける。

このまじめで勤勉な日本の労働者こそが日本をささえているのだ。

会社中心の人生をなげく。せめて、長時間通勤の解消をもとめたい。
地震、津波、台風、原子力発電所事故…災害日本で交通がマヒしたら家に帰れず難民になってしまうことのないように。

災害につよい生活基盤をつくる。それには、一極集中ではなく、産業と生活基盤の地方への分散化が必要だろう。
そして、どこへいっても労働、教育、医療福祉の地産地消がはかれる都市計画と、交通政策、住宅政策が必要だろう。

どちらにしてもドラスティックな社会システムの変革が必要だ。前年度踏襲というようなやり方は通用しない。
3.11以前に常識として行われていたこと一つ一つを面倒だがあらためてチェックする必要があるだろう。

どじょうは都合が悪くなると泥にもぐるとか。どじょう内閣、しっかりしなさい。中身のない演説をして、興ざめ。もぐっている暇はない。


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