教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ゴールデンウィークは庭仕事

2023年05月04日 | その他

ゴールデンウィークは遠出せず、家周りのメンテナンスをするのが
ここ数年の過ごし方。今年はやや遠くの公園に歩きにも行きました。


そこで偶然、和太鼓と獅子舞のイベントが。


なかなか獅子舞を間近で見る機会はないので大喜び♪
母は獅子に噛んでもらい、痛い腰が良くなるかな~と上機嫌でした。


その公園では石楠花や芍薬が花盛りで


嬉しいことにサワフタギがありました!


いつも山の中に探しに行っていたこの木。
瑠璃色の実がみのる秋にまた見に来よう!


さらに嬉しかったのはシオヤトンボのメスに出会えたこと。
春一番に出現して暑くなる頃には見られなくなるイメージがあり
今年は諦めていたのです。

美しい公園の花々を見た後は


庭の剪定作業です。
この春も私は作品展のためまったく手伝えず、姉ひとりで綺麗にして
くれていたのですが、花後のツツジやスノーボール、新芽のでた
アケビなどでまた緑モリモリ。


ビックリグミの枝を剪定していたら、ウドンゲの花を発見。
糸の先についているのはクサカゲロウの卵です。


テントウムシの幼虫も


テントウムシの卵も多数見つかりました。
クサカゲロウの幼虫もテントウムシの幼虫もアブラムシを食べる肉食。
アブラムシだらけのグミの木の救世主です。

冬の間にサザンカの枝に見つけ、鉢の端っこにさしておいたという
カマキリの卵のう。


幼虫が出てくる瞬間を見たかったな~。


鉢の周りにごくごく小さいカマキリの赤ちゃんがいました。
ハラビロカマキリの卵のうは二つとも変化がなく、孵化はこれからのよう。

この日姉と二人がかりでできた剪定は、ビックリグミ、アケビ、
金柑、オウバイ、ツツジ。ヒイラギ、スノーボールは少し。

時間がかかるのは、切った後の剪定枝をまとめる作業でけっこう大変!

太い枝や硬い枝を切るのにとうとう電動剪定ばさみを仕入れました。
電動ノコギリを買った時もあまりの便利さに感動しましたが
今回の電動剪定ばさみも本当に買ってよかった!
3月に梅をひとりで剪定した姉が絶賛していました。

ご紹介のためニカワを切る動画を録ってみました。

電動バサミでニカワを切る

普段は紙袋の中で切っています。
今まで硬い三千本ニカワはペンチなどで切っていましたが、
両手でベンチを握り時間がかかるうえ手にも負担でした。

電動ばさみだとあまりにも簡単で、指を切らないよう要注意。
購入したのはKebtekのYDN-B007で切断径25mm、重さ800gのものです。


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ヒメツチハンミョウにギンリョウソウ

2023年05月02日 | 生き物

作品展搬出後、気になっていた生き物に会いに西の森へ行きました。
10日ほど前のことです。

その日はよく晴れて暑いほど。


早くもギンリョウソウが出ていました!


ガクウツギも花盛り


ガクウツギの花をじっくり見ていたら、突然バキバキっと音がして
5mほど先に木の幹が落ちてきました。
地面に落ちた音もすごかったのでびっくり!
森はナラ枯れ病がまん延し枯死した木が多いので注意しなければ。。

しばらくは上を見ながら歩きましたが


スジクロシロチョウを追いかけているうちに忘れてしまいました。


テングチョウもよく飛んでいました。
ミヤマセセリらしきチョウを見かけましたが追いつけず。


はじめての昆虫にも会えました。
シリアゲの仲間だと思い検索したところキアシシリアゲ、なのかな?
こんなに種類が多いとは知りませんでした。


愛らしいヒメハギの花を撮っていたら

すぐ近くをトコトコとヒメツチハンミョウが歩いていました!
けっこう歩くのが速い。

集まるヒメツチハンミョウたち

オスは触覚を動かしながら口でメスの後頭部をトントンしている様子。

一匹のメスのあとについてゆくと


このつる植物にとりつきました。センニンソウでしょうか。


この葉には先客がいました。
下2匹がメス、上の顔だけ出しているのがオス


下がメス、上がオス。メスのお腹のボリュームがすごいです。


メスはひたすら食べ続けます。


オスは触覚にハートのようなものが付いています。

はじめは3匹だけでしたが、30分後にもどってみると


葉を食べ続けるメスにオスが集まっていました。
ハンミョウたちは仲間がいるところに迷いなく向かっているように
見えましたが、どうやって居場所がわかるのだろう?

メスは数千個の卵を土中に産み、孵化した幼虫は花の上にのぼり
ひたすら目当ての(寄生できる)ハナバチがやってくるのを待つ。
幸運にもハナバチにとりついて巣に運び込まれた幼虫だけが生き残る
ことができる。ということですが、そのシーンを見てみたいものです。

今年もツチハンミョウに会えた♪
すっかり夢中になって、ヤマビルの存在を忘れていました。


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Iさんの新作鉛筆画(029)

2023年05月01日 | 教室風景

Iさんは身近な野菜を描かれました。


「台所にあったとうがらし」 鉛筆画 F4

枝付きの唐辛子を購入し台所に置いたまま時間が経過。すっかり
乾き褪色した様子に面白味を感じ描かれました。変化に富む実の
赤色を表すため様々な鉛筆を使い分けた、味わい深い作品です。

近づいてみました。


茎の出方、実のつき方を間近で観察しながら、複雑に重なり合う
細かな部分をどのように表現するのか苦心しました。カラカラに
乾いた軽さ、硬さ、鋭さも誠実に表され凛とした美しさがあります。

モチーフ選びからじっくり考え丁寧に描き進めるIさん。次の作品も
楽しみですね☆過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集の中のIさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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