教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

手すりにあらわれた生き物たち

2021年12月26日 | 生き物

クリスマスイブの日は風もなく穏やかだったので
近所の森を歩きました。

陽だまりでさっそく


ムラサキシジミが美しい翅をひろげていました。

見とれる暇もなく動き回り


落ち着ける場所を探しているようでした。
笹藪に入り込んだところを撮ったら何かの蛹の殻が写り込んでいました♪


飴がけされたようなトベラの実☆


コナラや


モミジもまだ葉を残すものがありました。

冬至も過ぎたこの時期に活動している昆虫は少ないので
陽だまりや手すりをのんびりじっくり見てゆくと


苔そっくり!!見事な迷彩色です。
検索すると、キノカワガという名でした。木の皮蛾なんて覚えやすい♪
幼虫の食草はカキだそう。

他にも


黄色地に赤い模様の美しい虫が。
ヒゲナガサシガメの幼虫のようです。


渋柿色のフユシャクもいました。
チャバネフユエダシャクでしょうか。

近くでは


このフユシャクも見ました。クロスジフユエダシャクなのかな?

フユシャクとは冬に出現するシャクガ科の蛾のことだそうですが
出現時期は少しずつずれている上に夜行性のものが多いので
なかなか多種類に出会うのは難しい。探すのが楽しい昆虫です。


まだ網の上で頑張っているお腹の大きなジョロウグモがいました。

全てが眠ったような枯色の森で活動する小さな生き物たち。
その生命力や知恵に感動した冬散歩でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする